折りたたみスマホのケース選びは、いつも以上に慎重になったほうがいい
コスパ的にどうなんだろう...。
先日発売開始となったPixel 9 Pro Fold。初代に比べて明らかに使い勝手が良くなった印象を受けたんですが、約26万円という高級デバイスなだけに端末はしっかりと守りたい。
そこで、安心感のあるメーカー純正の保護ケースを買ってみました。純正だから、満足の行く性能を発揮してくれると期待して。
純正ケース、開封
Pixel 9 Pro Foldには全3色の純正ケースが用意されてますが、こちら価格は税込7,920円となかなかのお値段です。
普通のスマートフォンと異なり、折りたたみスマホは2面を保護する必要があるため、保護ケースも2パーツ構成となっています。
細いほうのパーツの材料費が気になります。
実際に装着してみた様子がこちら。カメラの出っ張り部分は目立たなくなり、ディスプレイ周りについてはフチが少し浮き出たデザインとなっているため、多少の衝撃からは端末を守ってくれる安心感があります。
ただ同時に少し気になった点も。
こちらは操作上しょうがない点ではありますが、電源兼指紋認証センサーボタンと音量調節のためのボタン部分はガッツリとスペースが空いているため、全面保護というわけではありません。
Pixel 9 Pro Foldの魅力の1つはとにかく薄い（通常サイズのPixelスマホと2mm程度の差）ことなんですが、ケースをつけると当然のごとく厚みは増します。純正品だからといって、ケースが薄いわけではありませんよね。
また、意見が割れたのがケースをつけた状態での操作感について。
個人的には外側のディスプレイでジェスチャーナビゲーション（ページ移動や、ホームに戻るなど、画面を指でスワイプする動き）が操作しづらく感じました。
ケースが盛り上がって段差になっているため、引っかかるような感じがするんですよね。ただ編集部では、そこまで違和感はない、という意見もありました。
これならサードパーティ製を選んでいいかも？
正直コスパを考えるとGooglePixel 9 Pro Foldの純正ケースは高いと感じました。もし個人的にケースを購入するならMagSafeや、スマホリングが内蔵されたサードパーティ製のケースを選ぶでしょう。
でも、機能性だけでは語れない、純正ケースにしかない特別な所有感を体験できました。
Googleの折りたたみスマホ｢Pixel 9 Pro Fold｣開封。ビルドクオリティが限界突破してた
Source: Google Store
