緑道にある大きなイチョウの木の枝が落下して、歩行者とみられる男性が死亡しました。

警視庁などによりますと、きょう午後6時半すぎ、東京・日野市多摩平の緑道で「木が倒れて下に人がいる」と通報がありました。

警察官や消防隊がかけつけると、高さおよそ10メートルのイチョウの木の太い枝が折れて落下し、下を歩いていたとみられる男性が下敷きになっていたということです。

警視庁によりますと、男性は30代とみられ、意識不明の状態で病院に運ばれたということですが、その後、死亡が確認されました。

現場は市が管理する緑地の遊歩道で、警視庁は木の枝が古くなって折れたとみて、当時の状況を詳しく調べています。