Image: Apple

チ、チ、チタンが来たー!

2024年9月のApple Eventにて、「Apple Watch Series 10」が新しく登場しました。iPhone XみたいにXで「テン」と読ませず、素直に10で「テン」なパターンでしたね。

Image: Apple

前モデルのSeries 9からあらゆる部分がアップデートされましたが、今回のSeriese 10を見た僕の感想は「かなりApple Watch Ultraだコレ」です。

Image: Apple

機能も素材もウルトラに迫ってる

Image: Apple

今回のSeriese 10は、Apple Watch史上最大のディスプレイサイズ。

なんとApple Watch Ultra 2よりも少しばかり大画面なんだそう。さらに視野角の広いOLEDを使っていて、画面の見やすさでいえばUltraを上回っていそうな予感です。

Image: Apple

Ultraの持ち味のひとつが、「Oceanic+」アプリを使うことでダイバーウォッチとして本格運用できる点でした。が、Seriese 10は水深計と水温センサーを内蔵したことで水中に関するアクティビティにも強くなりました。

水中に入ると水深アプリが自動起動し、ワークアウトから確認可能。「Oceanic+」も今年中に利用可能になるみたいで、ダイバーウォッチとしてもイケるようになるかも。

そして一番のUltra要素が、コレ。

Image: Apple

ケース素材に、新しくチタニウムが追加! 

代わりにステンレススチールが廃盤となり、アルミもしくはチタニウムの2種類のケースから選べるようになりました。ステンレススチールよりも約20%軽量で、鏡のようにピッカピカ。Ultraの無骨なチタンの質感とはかなり異なるチタン感ですね。

大画面、水中アクティビティ、チタン。どれもUltraならではの強みだったのが、Seriese 10で出し惜しみなく搭載されたのは感慨深いところ。

もちろんバッテリー時間やケースそのものの大きさ、バンドなど、Ultraのみの要素も残ってます。それでも通常モデルでチタンのケースが選べるようになったのは、なかなかアツくないですか?

リアルタイム翻訳もできる賢いスマウォ

Seriese 10はスピーカーが一新され、サイズが30%ダウンしつつも時計本体から音楽やPodcastの再生が可能に。ワイヤレスイヤホンなしに音が出せるようになりました。

Image: Apple

このおかげで、Seriese 10は腕時計単体でリアルタイム翻訳が可能に。この機能は新しいS10 SiPチップとwatchOS 11で追加されます。

また、睡眠トラッキング時には睡眠時無呼吸症候群の検出が可能になりました。近日中にFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受ける予定で、日本でも利用可能です。

本体の厚みは9.7mm、ディスプレイ輝度は40%アップ。充電速度が高速化し、30分で最大80%までバッテリーは回復します。朝の支度やお風呂のあいだなど、短い時間でほぼ全回復できるのは良いね。

本体のバッテリー時間は、相変わらずの最大18時間。バッテリー時間がほしければやっぱりUltraかぁ。

カラバリとケースの種類、価格のまとめ

Image: Apple

アルミニウムのケースは、5万9800円から。カラーはシルバー、ローズゴールド、ジェットブラックの3色。特にジェットブラックは久しぶりの追加色で、ツヤッツヤの黒は面白い色になりそうです。

Image: Apple

チタニウムのケースは、10万9800円から。カラーはナチュラル、ゴールド、スレートの3色。UltraじゃないチタンのApple Watchが登場した記念すべきモデル、Seriese 10の登場です。

【アップル発表会まとめ】iPhone 16 Pro & iPhone 16が登場! 新しいボタンが増えました #AppleEvent

Source: Apple