Apple Watch史上最も大きなディスプレイを搭載した「Apple Watch Series 10」が登場しました。スクリーン領域はApple Watch Series 3と比べて最大75%、Series 4、5、6、SEと比べて最大30%も増加しており、より薄型のデザインに進化しつつも優れたバッテリー寿命と高速充電機能により、昼夜問わず使えるスマートウォッチに仕上がっています。

Apple Watch Series 10 - Apple(日本)

https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-10/

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Apple Watch Series 10のディスプレイはApple Watch史上最も大きいとのこと。



ディスプレイはApple Watch Ultra 2よりも少し大きくなりました。



スクリーン領域はApple Watch Series 3と比べて最大75%、Series 4、5、6、SEと比べて最大30%増加。



そのためフォントを大きくしてもコンテンツは見やすいまま。メッセージやメール、Newsなどのアプリが表示する行がひとつ増えます。



メッセージやパスコードの入力、ワークアウトの一時停止もより簡単になります。



外装デザインはよりなめらかでソフトになりました。



また、Apple Watch Series 10の前面クリスタルは頑丈なIon-Xガラスでできており、上から見ると広々としています。



前面クリスタルの下にあるのは、Apple初の広視野角OLEDディスプレイ。Apple Watch Series 10はディスプレイが最大40%明るくなっているとのこと。



常時表示モードのディスプレイ更新は1分に1回ではなく、1秒に1回更新に。



新しい文字盤デザイン「フラックス」も追加されます。



そして、Apple Watch Series 10に追加されるカラー「ジェットブラック」は、黒く光沢のあるアルミニウムボディが特徴。ケースは耐久性の高いアルミ合金でシリカナノ粒子を使って磨き上げられており、さらに30段階もの酸化皮膜処理を施して、有機色素を分子レベルでケースに接着しているとのこと。



Apple Watch Series 10の本体カラーはジェットブラックに加えて、ローズゴールドとシルバーアルミニウムが用意されます。



そして、Apple Watch Series 10の薄さは9.7ミリ。Apple Watch史上最も薄く、Series 9よりも約10%薄くなっているとのこと。



本体を薄くするためにスピーカーなどの内部モジュールを小型化。



Apple Watchで初めて音楽やポッドキャストなどのメディアを直接本体のスピーカーから再生できるようになるとのこと。



背面は金属製となり、アンテナとケースを完全に一体化し、2つの層を1つに結合。さらに50mまでの水圧に耐える防水の層と結合されており、高い効率の充電コイルも収納。



Apple Watch Series 10の充電にかかる時間はシリーズ最速で、わずか30分で最大80%充電可能。



さらに、ステンレススチールに代わって鏡面仕上げのチタニウムケースも登場。



ケースは航空宇宙産業レベルのチタニウムでできており、鏡面仕上げの上にPVDコーディングが施されているとのこと。ステンレススチールケースのSeries 9よりも約20%軽量になります。



チタニウムの本体カラーはナチュラル、ゴールド、スレートグレイの3色。



Apple Watch Series 10の予約注文は9月10日21時開始で、発売日は9月20日。販売価格はケースがアルミニウムのモデルが税込5万9800円からとなっており、ケースサイズを42mmから46mmにサイズアップすると税込5000円高くなり、GPSモデルからGPS+セルラーモデルに変更すると税込1万6000円高くなります。チタニウムモデルは税込10万9800円からで、ケースサイズを42mmから46mmにサイズアップすると税込8000円高くなります。

発表会で流れたApple Watch Series 10の紹介ムービーが以下。

Introducing Apple Watch Series 10 | Apple - YouTube