斎藤兵庫県知事は「あと１年乗り切るつもり」東国原英夫「嘘八百」の後の一言に注目「裁判想定で答弁に抜け道用意」

　元宮崎県知事の東国原英夫が７日放送のカンテレ「ドっとコネクト」に出演。パワハラ疑惑が問われている斎藤元彦兵庫県知事の答弁について「抜け道を用意している」と語った。

　６日に百条委員会の証人尋問に応じた斎藤知事。その答弁やこれまでの会見での質疑を照らして、東国原は、「裁判を想定しても最初から問答をやっている。『噂話』『誹謗中傷』『嘘八百』というのあるじゃないですか。あれ、よく見ると、『嘘八百が多く入ってる』と言ってるんです。裁判になったときに『全部が嘘八百とは言っていませんよ』と抜け道を用意しているんです」と話した。

　カンテレ報道デスクの神崎博氏も「斎藤知事の答弁には保険がかけられている。『多く含まれている』『記憶にない』といった感じで、言い切らないんですよね。逃げ道を何個か確保した状態でしゃべっている」と同様の見解を示した。

　たとえば「周囲から進言があったのでは？」という問いに対しても、「記憶にない」と応じることで、雑談と受け止め、進言と思わなかったと言い訳ができるようにしているのでは、と指摘した。

　東国原は「その後の再就職とかを考えたときに、法的には正しかったというのを残したいと思っていると思う。そこだけを担保して、あと１年乗り切りたい」と分析した。