いわゆる業スー製ジェネリックフルーチェ! 『とろけるミルクデザート マンゴー』はふるふる食感だし買い置きでいいのでは?
業務スーパーにある即席デザートベースだと、『とろけるミルクデザート マンゴー』はけっこう優秀な商品です。牛乳と混ぜるだけで作れる、簡単マンゴーデザートですね。
ハウス食品の「フルーチェ」に似た、プルッと柔らかな口当たり。それでいて甘さの質がさっぱり系で、意外と爽やかな印象なんです。飽きずにつまめるおいしさが嬉しい一品ですよ。
『とろけるミルクデザート マンゴー』の価格・内容量は?
『とろけるミルクデザート マンゴー』は343円(税込、税抜318円)で販売中。液状のデザートベースが3袋入って、内容量は600g(1袋200g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
1袋あたりは約114円。『とろけるミルクデザート いちご』という姉妹品もあり、そちらと同価格・同ボリュームです。ちなみにフルーチェは1袋190円程度。実は使う牛乳の量もフルーチェと同じなので、このシリーズはかなり手頃なジェネリックフルーチェといえます。
牛乳とサッと混ぜたら冷蔵庫でしっかり冷やす
大きめのボウルに本品1袋を注いだら、よく冷やした牛乳200mlを加えます。すぐにスプーンで20〜30秒ほど大きく混ぜ合わせ、とろみが出てきたら一応完成です。
ただ本品、『いちご』よりもゆるい食感に仕上がりやすい印象なので、作ったら冷蔵庫にしばらく置いて固めるのが基本になるかと(30〜40分ぐらい)。ちなみに使う牛乳は種類別名称が「牛乳」の商品が推奨されています。
まろやかなのに爽やかなマンゴー感
表面にほのかな弾力がありつつ、口の中でほろっと崩れる食感です。ふるふるっと柔らかに揺れるかんじ。細切れのマンゴー果肉も混ざっていますが、あまり主張は感じられません。
お味は軽やかな甘酸っぱさ。ミルクのまろやかさとトロピカルな香りがベースにあるのに、不思議としつこさのない爽やかな風味です。だらっと甘い『いちご』よりも万人受けしそうな、さっぱり系のバランスといえます。
フルーツトッピングでさらに満足感が上がる
1袋で4人前と記載されているとおり、けっこうボリュームがあります。でも、甘すぎないのでするするっと食べられますし、単品でも飽きづらいタイプ。トッピングを足すかどうかは好みの問題ですね。
もしトッピングするならパインなどの南国系フルーツがよいかと。ミルキーな風味が引き締まって、清涼かつ華やかな味わいに変身します。
牛乳が強いので、シリアルやグラノーラとも合います。砂糖などで味付けされたシリアルにかけても、やはり甘くなりすぎないのが長所。朝食にもちょうどいいですね。
フルーチェ代わりの格安品と思わせて、普通にクオリティの高い一品。食後などにちょうどいいさっぱり系デザートとして活躍してくれますよ。
カロリーは?
『とろけるミルクデザート マンゴー』のカロリーは、1袋(200g)あたり166kcal(炭水化物 42.1g、食塩相当量 1.6g)。本品に混ぜる牛乳の栄養もここにプラスされます。
日本食品標準成分表によると、牛乳200mlは122kcal程度なので、合計288kcal(炭水化物51.5g)になる計算。トッピングも加えやすい数値に収まっていますね。