中国戦の前日会見でプレミアリーグでの日本人選手の評価について話した遠藤。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 2024年9月4日、北中米W杯アジア最終予選、5日の中国戦に向けて前日会見が行なわれた。そこでプレミアリーグで戦う選手たちに関する質問があった。

 リバプールの遠藤航、アーセナルの冨安健洋、ブライトンの三笘薫に加え、今季は鎌田大地がクリスタルパレスに加入するなど、プレミアリーグでプレーする日本人選手が増えている。その現状、さらにそれが日本サッカーにもたらす影響について訊かれた遠藤は次のようにコメントしていた。

「イングランドに移籍した日本人選手たちの評価は少しずつ上がっている印象です。日本人選手への興味はかなり世界中から向いていると思います。僕もリバプールのスタッフらに『アイツはどうなんだ?』と日本人選手について訊かれます。移籍させたいとかではなく、良い選手だねとか、そういう感じで」

 
 そうやって興味を抱いてもらえることは、日本サッカーにとってポジティブなことと遠藤は捉えている。

「プレミアリーグだけじゃなく、チャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブに移籍する選手もいますが、日本サッカーが発展していくうえでは若いうちから海外のサッカーを経験できるのは素晴らしいこと。そこで揉まれて代表に来る選手とか、そういう選手たちが海外で力をつけることは素晴らしいです」

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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