宇都宮ヴォルツ 今季開幕戦制す 雷雨で後半開始直後に中止も試合成立
ラグビーの東日本トップクラブリーグ1部が1日開幕し、宇都宮ヴォルツは宇都宮市で神奈川の「タイセイ・ハウジーレッズ」と対戦しました。
1部に昇格した昨シーズンは、8チーム中6位だった宇都宮ヴォルツは今シーズン、国内トップのリーグワンの経験者を獲得するなど大型補強を敢行し優勝を目標に掲げます。
宇都宮ヴォルツは試合開始直後の2分、反則を取られて相手のペナルティゴールで3点を失います。追う展開となりましたが相手のゴールライン付近での混戦をフォワードの田中が見逃さず反撃のトライを決めて逆転。さらに、フルバックの大澤がコンバージョンキックも決めてリードを広げます。
その後は18分に原田、21分には西村がトライを決めるとキックもすべて成功させて前半を21ー3と大幅リードで折り返します。宇都宮ヴォルツは、後半も追加点を狙い積極的な攻撃を見せますがおよそ5分が経過したところで大雨と雷の影響で試合が中断。会場に訪れたファンも試合の再開を望みましたが雷雨が止まなかったことから安全を考慮して試合はそのまま中止となりました。
試合は、前半のスコアで成立し、宇都宮ヴォルツは白星発進で、勝ち点3を獲得しました。リーグ戦は8チームによる1回戦総当たりで、次は9月15日、足利市の陸上競技場で昨シーズン2位の神奈川タマリバクラブと対戦します。