クリアできれば友だちに自慢できる?死んで覚えるのが前提の「死にゲー」7選!

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強大な敵、初見ではまず見破れない即死の罠など、難関の数々を前に何度も死にながら攻略法を覚えるのが前提のゲームは、俗に「死にゲー」と呼ばれている。人を選ぶジャンルではあるが、その難しさと引き換えに得られる達成感は格別であり、アクションゲームが得意、あるいは腕に覚えのある人なら、ぜひとも挑戦しておきたいところだ。

そこで、本稿ではオススメの「死にゲー」を難易度別に7つ厳選して紹介しよう。

難易度:★★☆☆☆

Demon's Souls

発売日 2020/11/12ジャンル:アクションRPGメーカー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント

2009年に発売された「Demon's Souls」のリメイク版。霧に覆われてしまった亡国・ボーレタリアを舞台に、プレイヤーは各地にいるデーモンたちを討伐し、古き獣を封印するための旅に出る。オリジナル版は後に「ソウルライク」と呼ばれるジャンルの祖にもなった記念碑的タイトルであり、リメイク版では同作のダンジョンから敵まで、原典のあらゆる部分を忠実に再現。強敵との戦い、罠に注意しながら探索していくアドベンチャーなど、「死にゲー」の王道が楽しめる。

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黒神話:悟空

発売日:2024/8/20ジャンル:アクションRPGメーカー:Game Science Interactive Technology Co., Ltd.

中国で開発されたアクションRPG。中国古典小説のなかでも「四大奇書」のひとつに数えられる「西遊記」を題材にしており、プレイヤーは「天命人」と呼ばれる存在として、斉天大聖こと孫悟空を復活させるための冒険に出る。最新のゲームエンジン「アンリアルエンジン5」で表現されたリアルなフィールドを探索できるだけでなく、棍(つえ)を使ったスピーディーなコンボ攻撃や、敵の動きを止めたり自分が分身したりと、多彩な技を行使できる「神通」を交えた戦闘が魅力。立ちはだかるボスのなかには苦戦必至の強敵もいるが、本作は基本的に爽快感を重視しており、「死にゲー」としてはやさしめの難易度と言える。

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難易度:★★★☆☆

ホロウナイト

発売日:2017/2/25ジャンル:アクションアドベンチャーメーカー:Team Cherry

2Dのアクションアドベンチャー。ムシたちが住む地下の王国・ハロウネストを舞台に、プレイヤーは同国の歴史や謎に迫っていく。本作は釘を武器にした軽快な戦闘や、さまざまな力を駆使して謎を解き、未知のエリアを切り拓いていく探索要素が魅力。各地を巡って2段ジャンプや高速ダッシュなどの能力を獲得していけば、バトルや冒険を有利に進めることができる。

 

計4本のDLCも配信されており、本編にはない新たなイベントを体験したり、強大なボスとの戦いが楽しめる。最後に配信されたDLC「神を求む者」では、過去に戦ったボスと新規ボス、全42体との連戦という、常識を逸した難度のコンテンツにも挑戦可能だ。

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HADES

発売日:2020/9/17ジャンル:アクションメーカーSupergiant Games

挑戦するたびにダンジョンの構造が変化するという「ローグライク」の要素を取り入れたアクションゲーム。不死身の王子である主人公・ザグレウスを操作し、プレイヤーは冥界からの脱出を目指す。死にながらノウハウを覚えていく作品だが、何度やり直しても効果が続く特別な強化もあり、時間をかけてザグレウスを育成していけば、少しずつ難易度が低下していく仕組みになっている。一方で、クリア後に解放される「負荷」というシステムを利用すると、さまざまな制限を課して逆に難易度を上げることも可能。初心者はもちろん、上級者も楽しめる。

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ステラーブレイド

発売日:2024/4/26ジャンル:アクションアドベンチャーメーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント

「勝利の女神:NIKKE」などで知られる韓国のゲームメーカー、SHIFT UPが手がけるアクションゲーム。未知の化け物によって支配されている地球を人類の手に奪還するべく、宇宙にあるコロニーから派遣された兵士・イブの戦いを描く。ブレードを駆使したコンボに加えて、エネルギーを消費して強力な攻撃を放つ「ベータスキル」、遠距離から一方的に攻撃可能な「射撃モード」など、多彩な技を交えた激しい戦闘が楽しめる。

 

序盤から後半にかけては「やり応えのあるアクションゲーム」と言える難易度。アクション系が得意な人ならスムーズに進められるが、ストーリーが終盤に差し掛かると一気に敵が強くなり、ボス戦はリトライがほぼ前提に。これまで培ってきた経験や腕前を問われる。

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難易度:★★★★☆

Thymesia

発売日:2022/9/1ジャンル:アクションRPGメーカー:Game Source EntertainmentTeam17

 

台湾のゲームスタジオであるOverborder Studioが手がけたアクションRPG。疫病によって滅び、モンスターが街中を徘徊するヘルメス王国を舞台に、主人公のコルヴスは自身の失った記憶を取り戻しながら、王国を救うための戦いに身を投じる。剣を使った近接攻撃や、カラスに変身して羽を飛ばす遠距離攻撃、相手から奪った疫病を利用し、さまざまな形状に変化させて使う「疫病武器」など、攻撃手段は豊富だ。

 

本作では敵に体力と「体勢」という2種類のゲージがあり、この両方をゼロにしなければ倒せないという独特のシステムが導入されているのも特徴と言える。体力と体勢のうちどちらのゲージを削れるかは攻撃方法によって変わるため、状況に応じて攻撃を切り替えるのが勝利のカギとなる。

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難易度:★★★★★

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

発売日:2019/3/22ジャンル:アクション・アドベンチャーメーカー:FromSoftware

日本の戦国時代を舞台にしたアクションアドベンチャー。奪われた主を取り戻すべく戦う主人公、狼の戦いが描かれる。本作は「体幹」と「忍殺」というふたつのシステムを組み合わせた戦闘が最大の特徴。ダメージを与えたり、くり出された攻撃をタイミングよく防御して弾いたりすると相手の体幹ゲージが増えていき、このゲージが満タンになると一撃必殺の技「忍殺」が狙えるように。間が空くと敵の体幹ゲージは少しずつ減るため、回復の隙を与えないような徹底した攻めが重要だ。

 

本作はレベルの概念がないのも特徴のひとつ。専用のアイテムがあればHPや攻撃力、自分の体幹ゲージといったステータスを伸ばせるが、そのアイテムは基本的に強敵を倒して手に入れなくてはならない。レベルを事前に上げて相手を圧倒するという力押しは通用しないため、自分自身の腕の上達が求められる。

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夏無内好

活動歴約10年のフリーライター。専門学校を出た後、大手のゲーム雑誌の記事作成や編集プロダクションの攻略本作成などを経験。週刊誌での長期連載やプレスリリースのリライトも経て、最近はアキバ総研などのウェブ系でも執筆を始める。 基本的に雑食で、RPGからアクション、シミュレーションやFPSまでなんでもやる。


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