フェイエノールト主砲のフォレスト移籍にOBファン・ホーイドンクが反対「プレミア向きじゃない」「空中戦の勝率が…」

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フェイエノールト史に残る名手、元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏が、サンティアゴ・ヒメネスに残留を勧めた。

オランダ『Voetbal International』によると、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストが25日、フェイエノールトからメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の獲得に向け、今夏3度目のオファーを送信したという。

ヒメネスは昨季オランダ1部で得点を量産し、数多のビッグクラブから関心が。ただし、後半戦の得点ペース鈍化で移籍噂は萎み、いま本腰を入れるクラブこそフォレストという構図だ。

現状、フェイエノールトが再三にわたるフォレストの打診を受諾するかは不透明。

フェイエノールトに21世紀唯一の欧州タイトルをもたらしたレジェンドにして、クラブ史に残るストライカーというファン・ホーイドンク氏は、自身のもうひとつの古巣でもあるフォレストへヒメネスが移籍することに反対だ。

「ハッキリ言って、フォレストは魅力的なクラブではない。オランダ視点でイングランド・プレミアリーグは世界最高のリーグだが、全クラブも世界最高峰…なわけない」

「これは私の主観で、より現実的な話をするなら、ヒメネスはプレミアに適していない」

「優れた点取り屋だが、私に言わせれば、10代の頃にフィジカルの鍛錬が足りていなかったように思えてならない。批評しているわけではないよ? ほんの一握りでしかないトップ・オブ・トップではない、というだけだ」

「プレミアに適さないと考えるのは、空中戦のデュエルであまり勝率が良くないから。ヒメネスは常に全力でジャンプするが、その姿はチームプレーに徹したものに見える。セリエAかラ・リーガのほうが合っていそうなのだ」