ホンダが「軽SUVワゴン」に初参入! アウトドア仕様の「“斬新”N-BOX」登場! 新型「ジョイ」ライバルとの違いはどこに?
「N-BOX」にSUV風のアウトドアモデル追加!
日本で販売される新車でもっとも売れているのが、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」です。
現行モデルは3代目モデルで、2023年10月に6年ぶりのフルモデルチェンジをおこない、内外装や走行性能、安全性能などが進化しました。
従来モデルから引き続き、ラインナップはシンプルかつクリーンな印象の通常仕様とエアロ仕様の「N-BOX カスタム」の2つのタイプが用意されていますが、新タイプとして、SUV風の「N-BOX JOY(ジョイ)」が追加されることが明らかになりました。
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2024年8月22日に新型N-BOX ジョイの先行サイトがオープンし、内外装の一部が公開されています。
同車はN-BOXのシンプルで上質なデザインを生かしながら、専用のフロントグリルやブラックを配した前後コンビネーションバンパーなどを装備した、アクティブな雰囲気が特徴。
インテリアは汚れが目立ちにくいチェック柄のシートを採用するとともに、後部座席を倒すとフロア後端までフラットで、足を伸ばしてくつろぐことが可能です。
近年、スズキ「スペーシア ギア」やダイハツ「タント ファンクロス」、三菱「デリカミニ」といった、軽スーパーハイトワゴンにSUVテイストを加えたアウトドアモデルが注目されています。
新型N-BOXジョイのライバル車ともいえる各モデルには、どのような特徴があるのでしょうか。
スペーシアギアはまもなく新型が登場する予定となっており、丸形ヘッドライトにメッキを組み込んだ5スロットグリルを装着。まるで、軽四駆「ジムニー」のようなオフロード感あふれるデザインが採用されます。
内装は、ブラック基調のインテリアにカーキ色のパネル類を採用。撥水加工が施されたファブリックシートや、防汚タイプのラゲッジフロアなど、アウトドアでの汚れを気にせず乗車できるアイテムも取り入れられます。
さらに、オットマンなど多彩な機能を備えた後席の「マルチユースフラップ」も備わり、広々とした後席でゆったりと過ごすことができそうです。
タント ファンクロスは、力強いデザインのヘッドライトやフロントグリル、バンパーを装着しつつ、シルバー加飾やサイドガーニッシュでSUVらしいなタフな外観を表現。レジャーシーンで活躍するルーフレールを装備しました。
インテリアは手入れのしやすい撥水加工のフルファブリックシート表皮、防水加工シートバック(後席)が採用され、汚れた荷物や道具を積みやすい仕様になっているほか、夜間の積み下ろしで役立つラゲージルームランプや利便性の高いUSBソケット(後席右側1口)を標準装備。
加えて、タント独自のピラーインドア「ミラクルオープンドア」により、助手席側ドアを全開すると柱がない大開口が出現。楽に乗り降りがおこなえるほか、大きな荷物の出し入れもしやすい仕様となっています。
デリカミニは、デリカシリーズならではの力強いスタイリングが特徴です。半円型のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを採用し、ワイルドさと親しみやすさを両立したエクステリアとしました。
インテリアには通気性の良い撥水シート生地を採用。座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地の良い機能的なシートとしたほか、ラゲッジルームも簡単に拭き取ることができる素材を使用するなど、アウトドアでの使い勝手も考慮されています。
また、悪路走破性の高さも特徴のひとつ。4WD車に165/60R15サイズの大径タイヤと専用チューニングサスペンションを採用。砂利道など悪路で安定性と快適性を高めた走りを実現しています。
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ホンダとしてSUVテイストの軽スーパーハイトワゴンの投入は初めてとなります。
新型N-BOXジョイの全体像は明らかになっておらず、2024年秋の発売までに、順次情報を公開していく予定となっています。