Big Ocean ヒョンジン、幼少期に聴力が低下も…アイドルデビューのきっかけとは(動画あり)

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聴覚障がい者のアイドルグループBig Oceanのヒョンジンが、聴力が低下した経緯を語った。

最近、韓国で放送されたKBS JOY「何でも聞いて菩薩」には、Big Oceanのヒョンジンが出演した。

MCのソ・ジャンフンとイ・スグンは、ヒョンジンのハンサムな容姿に感心した後、話し方がゆっくりだったため、外国で暮らしていたのかと疑った。これに対し、ヒョンジンが韓国初の聴覚障がい者アイドルのBig Oceanだと明かすと、ソ・ジャンフンとイ・スグンは「申し訳ない。僕たちが気づかなかった」と謝った。

ヒョンジンは「左耳には人工内耳を、右耳には補聴器を着用している。正常聴力の60%ほど聞こえる。少し大きな声でゆっくり話してほしい」と伝え、「僕たちは韓国初の聴覚障がい者グループBig Oceanとして活動している。メンバーは3人だ。僕たちだけで練習する時も簡単に進まず、長く活動できるのか心配で(ここを)訪ねた」と、出演の理由を語った。

続いて、ヒョンジンは聴力が低下した経緯として「3歳の時、熱病による高熱で聴力が弱くなり、4歳の時に両親が僕の名前を呼んでも答えなかったので検査をしてみたら、聴覚障がいがあることが分かった」とし、「9歳の時、聴力がもう一度悪くなる出来事があった。給食室に急いで行く途中で転倒し、2mの高さから頭をぶつけて聴力を失い、人工内耳の手術をした」と打ち明けた。

彼は「最初は人工的に聞こえて、機械音のように聞こえることがネガティブに感じた。幸いな事にピアノを習っていて、音が綺麗だと思い、音楽に関心を持ち始めた」とし、「大学生の時、趣味でYouTubeクリエイターをしたが、聴覚障がいに対する偏見をなくすコントを撮ってアップした。番組にも出演するようになり、事務所の紹介でアイドルBig Oceanに挑戦することになった」と、デビュー過程も明かした。

聴覚障がいのため、ダンス練習も容易ではなかったという。振動スマートウォッチなどで一定の拍子を認識する訓練を繰り返し、練習するしかなかったと伝え、感嘆を誘った。

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