坂路で良血馬らしい伸びを披露 GI馬スタニングローズの半妹が初戦Vへ態勢万全
秋華賞馬のスタニングローズの半妹となるブルーミングローズ(牝2、栗東・高野友和厩舎)が、日曜新潟6Rの2歳新馬(牝・芝1600m)で初陣Vを目指す。
ブルーミングローズは父サートゥルナーリア、母ローザブランカ、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。半姉のスタニングローズは22年の秋華賞など重賞3勝。祖母のローズバドは01年のフィリーズレビューと03年のマーメイドSを制し、GIで2着3回の活躍馬。そして曽祖母のロゼカラーは95年のデイリー杯3歳S、叔父のローズキングダムは09年の朝日杯FSと10年のジャパンCを制している。
ここまで坂路で乗り込まれ、21日の最終追いでは4F55秒4-1F12秒1をマーク。全体時計こそ目立たないが、ラストは「さすが良血馬!」という伸びを見せた。サートゥルナーリア産駒らしく、いかにも芝で切れそうなタイプ。ここは通過点として、偉大な姉に一歩近づきたい。