小倉サマージャンプに出走予定のロスコフ(撮影:下野雄規)

写真拡大

 8月24日(土)は中京・新潟・札幌の3場開催。23日正午の馬場状態は3場とも芝ダートともに良。24日の天気は中京が曇り時々雨、新潟が曇り、札幌が晴れ時々曇りの予報となっている。

■小倉サマージャンプは少頭数に
 中京4Rは障害3300mの小倉サマージャンプ(J・GIII)。人気を集めていたホッコーメヴィウスは出走取消となり、5頭立てで行われる。前走の東京ジャンプSで2着だったロスコフ、前走オープン勝ちのヴィジュネルなど。

■札幌でWASJが開幕
 土日にかけ、札幌競馬場で2024ワールドオールスタージョッキーズが開催。本日は10・11Rで前半戦が行われる。各レースのポイント制で、個人戦と、外国・地方競馬代表騎手とJRA所属騎手に分かれるチーム対抗戦で争われていく。出場選手は以下の通り。

・JRA代表騎手
横山典弘騎手
松山弘平騎手
C.ルメール騎手
戸崎圭太騎手
川田将雅騎手
武豊騎手
坂井瑠星騎手

・地方競馬所属騎手
吉村智洋騎手(兵庫)

・外国招待騎手
C.ホー騎手(香港)
D.レーン騎手(オーストラリア)
J.モレイラ騎手(ブラジル)
T.オシェア騎手(アラブ首長国連邦)
D.サンチアゴ騎手(フランス)
K.ティータン騎手(香港)

■朱鷺Sは安定株のメイショウチタンに注目
 新潟11Rは芝1400mの朱鷺S(L)。メイショウチタンは春の谷川岳Sで2番手から押し切って勝った。前走のパラダイスSでも2着と安定していて、ここも好走が期待される。対するは重賞戦線でも好走してきたシングザットソング、近3走は振るわないが、距離延長とコース替わりで変わり身があるマスクオールウィンなど。

■中京5Rの新馬戦で1億4000万円のダノンカゼルタなどがデビュー
 中京5Rは芝1600mの新馬戦。セレクトセール当歳で1億4000万円(税抜き)の値が付いたサートゥルナーリア産駒のダノンカゼルタが西塚洸二騎手でデビューする。

■新潟5Rの新馬戦でディアデラマドレの仔カーラデマドレなどがデビュー
 新潟5Rは芝1600mの新馬戦。14年の府中牝馬Sを勝ったディアデラマドレの仔でドレフォン産駒のカーラデマドレが三浦皇成騎手でデビューする。

■札幌5Rの新馬戦でGI級3勝馬カフェファラオの全弟ルクソールカフェなどがデビュー
 札幌5Rはダート1700mの新馬戦。22年フェブラリーSなどGI級を3勝したカフェファラオの全弟ルクソールカフェ(父American Pharoah)がD.レーン騎手でデビューする。その他にも、16年マリーンCを勝ったヴィータアレグリアの仔でゴールドドリーム産駒のグランジョルノがC.ルメール騎手で、17年兵庫ジュニアグランプリを勝ったハヤブサマカオーが全兄にいるトルショー(父シニスターミニスター)がJ.モレイラ騎手でデビューする。

■札幌2Rの未勝利戦でサングレーザー産駒の初勝利なるか
 札幌2Rは芝1800mの未勝利戦。アースグレーザーは仕上がり途上だった新馬戦で出脚良く2番手を追走し、直線でもいったんは先頭に立った。上積みは大きそうで、サングレーザー産駒の初勝利となるか。

■鮫島克駿騎手らが節目の勝利までわずか
 鮫島克駿騎手はJRA通算500勝まであと3勝で、本日は中京で10鞍に騎乗する。黛弘人騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、本日は札幌で4鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、新潟で1鞍に騎乗する。角田大和騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は中京で7鞍に騎乗する。長岡禎仁騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中京で2鞍に騎乗する。