450年以上の伝統を受け継ぐ三次の観光鵜飼で使われる舟が、大阪の国立博物館に収蔵されることとなりました。

鵜舟は鵜匠会長の日坂文吾さんが観光鵜飼で使ってきたもので、2018年の西日本豪雨で破損しましたが修理をして使われてきました。

長さはおよそ9m、幅が70~90cmの細さで、三次の川や地形に合わせた舟底の角度や四角い舟釘など鵜匠たちの知識と技術が詰まっています。

鵜匠・日坂文吾さん「一生残るというその思いがいちばんありがたいです。(鵜飼が)絶えることがない」

鵜舟は22日に三次を出発し、大阪の国立民族学博物館に収蔵されます。