ラツィオ時代の報道について意見した鎌田。(C)Getty Images

写真拡大

 昨シーズンにプレーしたラツィオを1年で退団した鎌田大地(現クリスタル・パレス)は、古巣に不信感を抱いていたようだ。

 ゲスト出演したDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、イタリア特有の“リーク”について明かしている。

 昨夏にラツィオに加入した日本代表MFは、マウリツィオ・サッリ監督の下では冷遇されたものの、イゴール・トゥドール監督が就任した3月以降は、主力としてプレー。ただ、「残留するつもりだった」が、契約延長交渉がまとまらずに、1年でローマの地を去った。

 そのラツィオと昨夏に結んだのは、27歳の選手としては珍しい1年契約で、選手側から更新できる3年の延長オプションがあると報じられていた。
【PHOTO】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介!
 鎌田はそうした契約内容が表沙汰になったことについて、「そもそもイタリアはおかしい。僕の契約事とか全部出るんですよ。世の中に。メディアに全部言うんですよ」と主張する。

「僕が特殊な契約をしているとか、全部は合ってないですけど、ほとんど合ってますよ。僕の給料から契約から、全部世に出るんですよ。なんでそんなことするんやろ」

 内田氏が「(世間の人に)勘違いしないでほしいのは、YouTubeとかにのってるじゃないですか。誰々の年俸とか。合ってないから」と話すと、鎌田は「イタリアは合ってるんですよ」と苦笑した。

 契約事が全て外に漏れてしまう状況に困惑していたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部