【園田・姫路競馬】小牧太騎手が20年ぶり兵庫競馬復帰…復帰初戦を快勝
8月1日付で地方競馬騎手免許を再取得し、JRAから異例の地方再移籍で20年ぶりに兵庫競馬復帰を果たした小牧太騎手(56)が、14日の園田2Rで復帰初戦を迎えた。
レースでは単勝1.2倍、断然の1番人気に支持されたエイシンジェット(牝4・兵庫・渡瀬寛影)に騎乗。2番手追走から鮮やかに抜け出し、1馬身差をつけての快勝だった。
同騎手は2004年に兵庫競馬からJRAへ移籍。桜花賞(レジネッタ)、朝日杯FS(ローズキングダム)でG1レースを勝つなど、JRA通算911勝と大活躍。そして今年騎乗機会を求めて地方競馬騎手免許を受験し、史上初のJRAから地方への再移籍が実現した。
小牧太騎手コメント
「ゲートを切る前に馬が暴れたので、一瞬おっと思いましたが、上手く出てくれました。まあまあ余裕がありましたが危なかったです。1230mに初めて乗ったので不安でしたが、まあ1400mと一緒ですね(笑)5、6年くすぶっていたところ、この園田で鬱憤を晴らしたいと思っていますので、頑張っていきます。(田中道夫調教師がまだ現役で、15年連続リーディングジョッキーがかかっていた時、田中道夫騎手は小牧騎手が怖い存在だと言っていたが?)田中道夫調教師にそう言ってもらった以上にこれから頑張っていきたいので、よろしくお願いします」