「なんで許すの」フワちゃん暴言騒動の“被害者”やす子まで炎上 業界が危惧する「共倒れ危機」

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8月4日、お笑いタレントのやす子にXで不適切な言葉を投げかけ、大炎上したユーチューバーでお笑いタレントのフワちゃん。出演予定だったラジオ『フワちゃんのオールナイトニッポン0』は放送中止となり、レギュラー出演する11日放送『行列のできる相談所』(日本テレビ系)は“フワちゃん隠し”の編集が行われた。

歯に衣着せぬ言動で物議を醸してきたフワちゃんだが、ここまでの炎上は初めて。スポーツ紙芸能担当記者によると

「順調だった仕事が一気に暗転した。本人は憔悴しきっている。マネジャーはどうにかして火消ししようと、芸能界の重鎮に相談していた」

という。

アドバイスを受けたからだろうか、フワちゃんは8日、自身のXでことの経緯を詳細に説明。謝罪の言葉を述べたのち、不謹慎な投稿をしてしまった理由について

《投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました》

と述べた。

当時、フワちゃんはお笑いコンビ『Aマッソ』加納愛子と、お笑いトリオ『トンツカタン』森本晋太郎と旅行中だったそうで、その2人と大喜利のような遊びをしていたところ、誤って“回答”を世間に公表してしまったという。

これが事実ならば、フワちゃんの投稿はあくまで大喜利に臨むモチベーションで繰り出されたモノであり、やす子への中傷は本心でないことになる。

「大喜利にしては稚拙な回答ですけどね(笑)。お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品さんは《大喜利ごっことして芸人はやるんちゃう》と言っていますが、正直、無理やり感は否めません。ネット上では謝罪投稿を“悪あがき”とみる人が多く、火消しどころか火に油を注ぐ事態となっています」(お笑い関係者)

そんなフワちゃんに、心を痛めているのがやす子だ。

8日に所属事務所を通じて

《当該事象に関しましては、当人同士お会いしてお話させていただきました》

と火消しコメント。9日にもXで

《私はSNSは明るい言葉を発信したいと思っているので、今後は言及しません。不快にさせてしまったらごめんなさい》

などと投稿した。

やす子もここまで騒動が拡大するとは思ってもみなかった。自身の関わることでフワちゃんのタレント生命が左右されていることにショックを受けている。フワちゃんのために何かできることはないか、と彼女の所属事務所と話し合っているそうですが……」(前出・スポーツ紙記者)

やす子の投稿に多くは応援メッセージだが、一部はフワちゃんの暴言騒動の“被害者”にもかかわらず誹謗中傷が寄せられている。ついに10日には

《過激な誹謗中傷スクショしてブロックしてます》

と投稿。被害を受けていることを明らかにした。

フワちゃんから直接謝罪され、やす子も許したはずなのに、炎上は収まるどころか両者に拡大するばかり。そんな状況に、テレビ局関係者は懸念する。

やす子も騒動が長引けば長引くほど、自身のキャラクターに傷がつく。独特のハイトーンボイスと、何ごとにも全力で取り組む姿勢で好感度は高く、今回の騒動は彼女のキャラクターにそぐわない。

テレビに出るたびフワちゃんの顔がチラつくのもマイナスでしょう。しかも、フワちゃんを許したにもかかわらず、《なんで許すの》など誹謗中傷され、メンタル面も心配です。他の芸人がイジって笑いに変えてくれればいいですが、それにはまだ時期尚早。それだけに“共倒れ”にならなければいいのですが……」

やす子もじわじわとダメージを受けている今回の騒動。果たして、落としどころはあるのか――。