ドジャースのムーキー・ベッツ(C)Getty Images

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ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「2番右翼」で先発出場。左手を死球で骨折し、約2カ月ぶりの復帰戦で11号先制2ランを放った。

■ベッツの復帰がチームに影響か

46試合ぶりに先発出場を果たしたベッツが、先制2ランで存在感を示した。
0-0で迎えた3回表、2死三塁で迎えた第2打席。ベッツは相手先発のフレディ・ペラルタ投手の4球目、内角ストレートを強振すると、打球は左中間のフェンスを越えて今季11号2ランとなった。
ベッツは6月16日(同17日)に左手を死球で骨折し戦線離脱。約2カ月間の欠場を挟んで、MLB公式サイトによると右翼手としては今季初、「2番打者」としては2020年8月12日(同13日)以来となる戦線復帰を果たした。
ベッツは試合前に打順や守備位置の変更について、「チームにとって何がベストか、ということ。それがチームにとってベストだと感じた」と語り、「自分は良い遊撃手になれると信じているが、クラブハウスには非常に優秀な選手が数人いることも知っている」と謙虚にコメント。
MLB公式サイトは復帰戦前のファンの様子について、「ドジャースのダッグアウト裏のファンは、ドジャースが試合前の打撃練習を終えてフィールドから退場するのを見て歓声をあげた。ムーキー・ベッツが手を振って彼らに挨拶すると、歓声はさらに大きくなった」とその熱気を報じている。
さらに、5回表の第3打席では、同僚の大谷翔平投手も、36号2ランを放ち追加点を挙げている。ベッツの復帰が与える影響は予想以上に大きそうだ。