「やる気にならない」パリ五輪選手村の居心地が悪すぎて、アスリートの”夜の交流”が激減していた!

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数々の激闘が繰り広げられたパリオリンピックが、ついに終わろうとしている。32競技329種目が行われた今大会に参加したアスリートは、総勢約1万人を数えた。

そんなパリ五輪が終盤に差し掛かかった8月上旬、過去の五輪への出場経験を持つアスリートたちは、とある“違和感”を覚えるようになったという。

「自分たちの競技を終えた選手たちは、すぐに帰国する人を除けばほとんどが開催地の観光をしたり、他の競技の応援に行ったりするために選手村に残るんだ。今まで自分たちの種目に命をかけたぶんだけ開放感があって、最高の気分なんだよ」(過去の五輪にアスリートとして参加したドイツ選手団関係者)

こうした開放感は、世界各国から集結した猛者たちの欲望を活発化させる。彼らが過ごす“ナイトライフ”には、さまざまな都市伝説がつきまとうのだ。

「かつて、『女性アスリートが短距離界のレジェンドであるウサイン・ボルト(37)の部屋の前に列をなしていた』なんて噂も立ったほど、選手村では派手な夜の交流が繰り広げられています。過去には相部屋のパートナーがセックスに明け暮れすぎたことに激怒し、ペア解散を決意したシンクロナイズドダイビングの選手もいましたよ。

それを組織委員会も理解しており、パリ五輪の選手村には約22万個の避妊具が配られています。表向きはアスリートが自国に持ち帰ることで、安全な性行為を広めようという啓発目的ですが、実際には開催期間中に使用されることも多いのです」(スポーツ紙デスク)

前回の東京五輪はコロナ禍だったこともあり、選手同士の濃厚接触は原則禁止。アスリートは我慢を強いられた。しかし、今大会は濃厚接触の制限が取り払われたため、彼らは欲望を発散しやすくなったのだ。ところが……。

「コンドームが減ってないんだよ。もちろん性行為がゼロとは言わないけれど、過去の大会に比べて『あの選手は毎日してるな』とか、『あの陸上選手があの水泳選手としてる』みたいな話が全然回ってこないんだ。気になって、プレイボーイとして知られるとあるアスリートに聞いてみたんだよ。彼も大会前は『色んな人としてみたい』なんて言っていたからね。

でも彼は、『全くやる気になれないね。この選手村は暑くてなかなか寝付けないし、ご飯もマズい。食欲と睡眠欲が満たされないから、性欲も湧かないんだ』と話していた。今回の選手村は広すぎて、歩く距離が長くて疲れるから移動したくないと話したヤツもいたよ。トップアスリートの性欲を押さえ込んでしまうなんて、この選手村は大したものだね。コンドームを配るより、居心地を悪くしたほうが性感染症の流行は防げるんじゃないかな」(前出・ドイツ選手団関係者)

選手村の環境の悪さは、選手たちのパフォーマンスだけでなく夜の性活にも影響を及ぼしたようだ。