SnowMan佐久間大介

《なぜ、人の家に勝手に入ったのに、出された料理ではなく、自分の家から持ってきた料理を勝手に配るんだろう。同じ物食べて、感想言い合うでいいじゃんか》

 8月9日、自身のXで怒りを露わにポストしたのはSnowMan・佐久間大介だ。しかも、その原因は “自分を応援するファン” だった。

「きっかけは、佐久間さんがいま人気の動画『アザラシ幼稚園』を見たことでした。同チャンネルは、オランダにある『Zeehondencentrum Pieterburen』という、アザラシのリハビリおよび研究施設が24時間体制でライブ配信しているYouTubeチャンネルです。

 孤児や病気のアザラシたちを世話している様子が “かわいい” と評判を呼び、SNSで『アザラシ幼稚園』という愛称がつけられました。いまでは夜間になると同時接続者数が1万人を超えるなど、超人気コンテンツになっています。

 オランダの施設にもかかわらず、コメント欄は『可愛いね?』『新入りが増えたぞ!』など、日本語で埋め尽くされており、一部の日本人の癒しになっています」(芸能記者)

 佐久間もアザラシ幼稚園の虜になったひとり。配信を見ていることを、Xにポストすると(現在は削除済み)、たちまちライブ配信のコメント欄は佐久間に関するコメントで埋め尽くされてしまったのだ。

 同ライブ配信は特定のアイドルを話題するような場所でなく、ただただアザラシの様子を愛でる場所なのは言うまでもない。“自分のファンが場を荒らした” と考えた佐久間は腹を立てた様子で、

《YouTubeのコメントに僕のこと書かないでください TPOを考えてください》

《もう見ません》

 と連投し、冒頭の言葉をファンに投げかけた。佐久間のこうした対応に同情する声もXでは見られる。

《佐久間よ…アザラシ幼稚園に罪もないし、ツイートした佐久間も罪はない…悪いのはYouTubeで迷惑働いた害悪だから…見て癒されてくれ…》

《佐久間くん気の毒 鬱陶しいことされたね》

 一方で、最初からわかることだと、厳しい意見も飛び交っている。

《これ絶対スノ担がチャット荒らすんだろうなって思って見に行ったら案の定で、オタクの私ですらそうなること予想できたのにアイドル本人がポストする前にそれ予想できてないの普通にやばいだろ》

オタクが悪いの大前提として、佐久間本人から発せられる言葉に棘ありすぎてなんか何もやってないオタクも申し訳なくなる。日本で一番売れてるアイドルなんだから、そりゃツイート直後のコメ欄はファンで溢れるだろうよ》

《自分が抱えてる民度の低いファンがコメ欄荒らしたら、まずは「ごめんなさい」だろうに「もう見ません」って何やねん》

「アイドルファンからしたら、“推し” に認知してもらうのに必死ですから、佐久間さんが好きな動画だとわかれば、コメントが殺到するのは容易に想像がつきます。『アザラシに癒やされる』程度のぼかし方をする必要があったかもしれません。

 今回の件で、いちばん迷惑を被ったのは、佐久間さんではなく、何も知らずに見ている “アザラシファン” でしょう。佐久間さんも被害者といえば被害者ですが、その前提を踏まえずに『もう見ません』と宣言するのは、大人気ないと思われても仕方がありません」(同前)

 しかし、自由に好きなものを発信できないとは、アイドル稼業もつらいもの……。