レンジャーズ戦に先発したアストロズ・菊池雄星【写真:ロイター】

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6回途中8奪三振4安打2失点の好投、5勝目を挙げた

【MLB】アストロズ 6ー4 レンジャーズ(日本時間8日・アーリントン)

 アストロズの菊池雄星投手は7日(日本時間8日)、敵地のレンジャーズ戦で6回途中8奪三振4安打2失点と好投し、移籍後初勝利となる5勝目(9敗)を挙げた。防御率4.62。ジョー・エスパラーダ監督は「大きな勝利だった。ユウセイ・キクチは素晴らしい球を投げていた。速球を使う頻度が増したので変化球に頼ることはなかった。彼の速球は素晴らしい」と賛辞の言葉を並べた。

 最速96.2マイル(約154.8キロ)。移籍後初登板で8者連続三振を奪った3日(同4日)の本拠地レイズ戦から1マイル下がった。それでも、レンジャーズ打線を封じるには十分だった。

 エスパラーダ監督は「大丈夫だ。私たちはそのことに気が付かなかったけど、速球を使いつつ、左打者に対しては変化球を使って抑えていた。私たちは、まだ彼のことをもっと知ろうとしている段階だから、パフォーマンスの分析だけでなく、彼の意見や感じていることを参考にしたい。素晴らしい投球をしていた」と語った。

 移籍後は2試合登板して1勝0敗、防御率3.27。11回を投げて19奪三振、6四球となった。2連勝でマリナーズと並んで地区首位となった。(Full-Count編集部)