とちぎテレビ

連日暑い日が続くなか、避暑地と呼ばれているところでも記録的な暑さが観測されています。このような状況で迎えるお盆休みですが、標高の高さを生かした『本当に涼しい』レジャーが注目を集めています。

那須塩原市のスキー場『ハンターマウンテン塩原』です。

標高およそ1200mに位置するこちらのスキー場では、今年の夏からキャンプ場の営業が本格的に始まりました。

標高の高さから、東京の気温よりも平均して10度ほど低いというこちらのキャンプ場。ゲレンデの広大な敷地を活用しているため人の目を気にせずに子どもやペットも楽しむことができます。

テントや焚き火台などの道具はレンタルもできるということで、手ぶらでのキャンプも楽しめます。

さらにキャンプの定番バーベキューはもちろんのこと、地元の食材を使ったこんなグルメも。那須野ヶ原牛とチーズをふんだんに使ったこちらのサンドは、雄大な自然の中で食べるにはもってこいの一品です。

そして、高原の美しい景色と澄んだ空気を楽しんでもらおうと施設が推しているのがこちらのテントサウナです。キンキンに冷えた水風呂に入り休憩をすれば、まるで自然と一体になったような気分が味わえます。

夏場にもスキー場でレジャーを楽しんでもらおうという取り組みは、全国的に広がっています。スキーやスノーボードといった冬のレジャー離れが進んでいるほか、温暖化による雪不足も全国のスキー場の大きな課題です。

このような背景を受けスキー場では冬だけに頼るのではなく、標高の高さや景色を生かした新たな魅力を1年を通して発信していきたい考えです。

まもなく迎えるお盆休み、真夏のスキー場で快適なレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。