小山翔平が巨人戦を解説「4安打では無理…」奥川攻略できず4連敗

元プロ野球選手・小山翔平氏が自身のYouTubeチャンネル『小山翔平ベースボールチャンネル』を更新し、「4安打では無理…」と題して、8月2日に行われたジャイアンツ対ヤクルトスワローズの試合について徹底解説した。小山氏は巨人の連敗が4に達し、チームの現状に対する不安を露わにした。

動画の冒頭で小山氏は「阪神戦を引いている感じがすごくしますし、ちょっと巨人やばいんじゃないかな」との見解を示し、対ヤクルト戦の試合内容へと進んだ。まず、試合結果について触れ、4対2での敗北について「悔しい負け」と総括。敗因を「奥川投手を打ち崩せなかったこと」とし、その要因として奥川投手の復活後の好調ぶりを挙げた。

「奥川投手は右バッターの外にめちゃくちゃいいボールをしっかりコントロールよく投げれていた」と説明し、怪我前に比べて球速は若干落ちるものの、「148、149キロの球でアウトコースにバシッと決まると、そっから自由自在に変化球も投げられる非常にいいピッチャー」と評価した。また、ヤクルトの得点シーンについても具体的に解説し、特に2回表のセーフティースクイーズについて「ヤクルトの執念が出ていた」と語った。

対する巨人の攻撃については「吉川選手のヒットに始まり、いい当たりはあったが4安打にとどまった」と惜しい場面を振り返った。また、6回表に2点を取られた場面では「大田選手が初球のフォークボールを振り抜いた積極性が素晴らしかった」と感心しつつ、この一打が試合の流れを決定付けたとも指摘した。

しかし、小山氏はポジティブな要素も見逃さなかった。7回には伊藤選手、8回には田中選手の投球について「しっかりと0点に抑えた」と称賛し、「ピッチャー陣にとっては重要な試合だった」と評価。さらに、試合全般を通して巨人の努力が見える場面を紹介し、安倍監督の意図を理解する重要性を強調した。

動画の最後に小山氏は「ファンは我慢して信じるしかない」と訴え、「明日以降の試合に向けて切り替えて頑張ってほしい」と巨人へのエールを送った。動画全体を通じて、小山氏の解説は具体的で、試合の詳細を深堀りしながら視聴者に伝えた。