阪神・石井大智【写真:矢口亨】

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阪神・石井が1回無安打無失点3奪三振…奪三振率は「12.67」

 阪神の石井大智投手が、30日に甲子園で行われた巨人戦に救援登板し、1回無安打無失点、3奪三振の完璧救援を見せた。奪三振率は驚異の「12.67」を誇り、セ・リーグトップ。「普通にNPB日本人No.1リリーフ」「えっぐいこいつ 誰が打てんねん」とファンも衝撃だ。

 2020年ドラフト8位で四国アイランドリーグplusの高知から入団。2022年に18登板で防御率0.75と兆しを見せると、昨季44試合で防御率1.35という好成績を残した。

 そしてさらに成長を示しているのが今季だ。ここまで30試合で防御率1.67、27投球回で38三振を奪い、いまだ被本塁打はゼロ。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、与四死球、奪三振、被本塁打による投手評価を示す「FIP」は、20イニング以上を投げている投手で12球団トップの「0.54」となっている。

 SNS上では「直球も変化球も強すぎる」「相変わらず石井のピッチングはエグい」「石井大智のストレート、魔球と化してきてるな」「とんでもない剛腕だわ(これがドラ8の世界)」「エグすぎんか?」「NPBにいていいレベルではない」「マジで早く守護神をやれ」「石井大智とかいうただの神」と27歳右腕を称賛するコメントが相次いだ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。