【香港で3000万人】「タムジャイサムゴー」は「ビブグルマン」3年連続受賞の名店!! 夏限定の新メニューを食べたら「米の麺」と「激うまスープ」でおなか一杯
君は「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」を知っているだろうか。香港では年間3000万人以上が食べるという「ライスヌードル」の店で、日本でいえば牛丼店のように、町のあちらこちらに店舗を構えているという。2022年に日本上陸を果たし、新宿・吉祥寺・そして恵比寿に店舗を構えている。そのタムジャイサムゴーの夏限定の新メニューが発売になったので、さっそく実食してきた!!
2022年オープンの「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」新宿中央通り店
「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」の日本支店は、丸亀製麺でおなじみのトリドールホールディングスが運営している。2022年にまず東京・新宿に1号店(新宿中央通り店)をオープンし、その後吉祥寺店、恵比寿店と現在は3店舗ある。
その特徴は米の麺「米線(ミーシェン)」を使っていることだ。それもビーフンのように細いものではなく、しっかりとした中太の麺である。その噛み心地は独特の弾力があり、また小麦の麺と比べるとスープを吸ってのびにくいというのがある。
これに組み合わされるスープだが、まずベースとなる「クリア」はうま味とコクがあり、辛味はない。「マーラー」はしびれと辛さがあり、香港でも定番と言われるスープだ。「トマト」甘みと酸味で食欲をそそるおいしさ、「ウーラー」は軽く焦がしたスパイスの香ばしさが特徴だ。
さらに酸味と辛味が調和した「サンラー」、スパイシーな香りと中国酢の深みのある酸味が特徴の「サムゴー サンラー」とあり、どれも魅力的なメニューとなっている。
一部のメニューは辛さの調整が可能で、その調整幅は10段階。メニューによって辛味の感じ方は変わるそうだが、「Lv.6」でもかなり辛いとのこと。ちなみにLv.8で「大辣」、Lv.9で「特辣」とのことで、Lv.10は「W特辣」 で+110円かかる。
夏限定の新メニューは「海鮮サンラートムヤム米線」と「鶏塩レモン清湯米線」の2種類
『譚仔三哥(タムジャイサムゴー)』の夏限定の新メニューは、「海鮮サンラートムヤム米線(ミーシェン)」と 「鶏塩レモン清湯米線(クリアミーシェン)」で、2024年7月19日(金)より期間限定で販売となる。 トムヤムクンとレモンの酸味や爽やかさが食欲をそそり、何度でも食べたくなる味わいに仕上がっている。
今回は新宿3丁目駅すぐそばにある新宿中央通り店にて、この注目の新メニューを味わってきた。「譚仔三哥」の文字とアルファベット「T・J・S・G」の組み合わさった特徴的な看板は、一度見たら忘れられないはずだ。
海鮮の旨味がたっぷりの『海鮮サンラートムヤム米線』
最初にいただいたのは、『海鮮サンラートムヤム米線』1,380円(税込)。酸味のあるサンラースープをベースにタイの調味料「チリインオイル」で辛旨に仕上げられている。辛くて酸っぱい「トムヤムクン風」の仕上がりで、暑さで食欲が減退しているときにはぴったりの一皿だ。
上にのせられた海鮮もおいしく、あさりの味わいにベビーイカとプリプリ食感が最高である。そしてなんといっても海老がおいしい!! プリっとした身にうま味が詰まっているのだ。ボリュームもあり、夏の疲れに最適なパワーアップメニューである。
上に乗った鶏肉が激うまな『鶏塩レモン清湯米線』
『鶏塩レモン清湯米線』1,200円(税込)は、人気の「クリア」スープを使っている。辛味はないが、タムジャイサムゴーのスープのベースとなる味わいである。注文するときにこのうま味をとるか、酸味や辛味のあるスープにするかは相当に迷うだろう。
このクリアスープにレモンでさわやかさを、「鶏油」でコクのある味わいを加えている。上に添えられた葉は、「バイマックル(ライムリーフ)」で香りを高めている。このスープにはとてもうならされた。
飲み始めると止まらなくなるスープのうまさなのだ。しかも上に乗ったレモンを絞ることで味わいが変化、うま味と酸味のバランスがとてもよい。
上には鶏肉と歯ごたえのいいチンゲン菜が載っているのだが、スープそして米の麺(ミーシェン)と三位一体となった調和があり、レモンを絞りながらいつまでも食べ続けられるうまさである。
そして「パクチー」である。すべてのパクチー好きに大いにおすすめしたい素晴らしい味わいで、「鶏塩レモン清湯米線」はもちろんのこと、「海鮮サンラートムヤム米線」にもぴったりだ。レモンとパクチーの相性の良さにも驚かされた。
どちらのメニューも無くなり次第終了なので、タムジャイサムゴーに急げ!!
最後に香港レモンティーのうまさを付記しておきたい。両方の料理と相性抜群で、ぜひ飲みながらレモンをつぶしてもらいたい。アイスとホットが選べるが、アイスはこの夏のマストアイテムといえよう!!
自分好みの味に調整できるトッピングは全25種類!
タムジャイサムゴーでは、全部で25種類のトッピングを選ぶことができる。パクチーはそのままでの提供だが、肉や野菜は料理を作るときに加えているので、そのうま味がスープに染み出している。自分の好みのトッピングを加えることで、自分ならではの一皿に仕上げることができるのだ。
本場香港では、どんどんトッピングを載せて、ほかの人とはちょっと違った楽しみ方をするのが主流だという。
トッピング野菜:えのきだけ、きくらげ、もやし、白菜、チンゲン菜、レタス、長ネギ、パクチー、にら、舞茸、ほうれん草
トッピング肉:香港風の肉味噌、豚バラチャーシュー、豚ロース、鶏むね肉、牛赤身、牛バラ、ポークボール、ランチョンミート
トッピング海鮮・その他:フィッシュボール、香港風三角揚げ、ベビーイカ、うずらの玉子、油あげ、棒湯葉
タムジャイサムゴーはサイドメニューも豊富。メニューを見ているだけでも目移りしてしまう。今回はピータンをいただいたが、「麻辣」「ピリ辛ごま」「にんにく」の3種類のソースが選べるので、それだけで迷ってしまう。ピータン好きにはたまらない、うま味が詰まった逸品となっている。にんにく味のソースもおいしく、ビジュアルも最高だ。
8/10までドリンク無料券がもらえる夏限定キャンペーン第2弾実施中!!
2024年7月19日(金)〜8月10日(土)の期間中に、「海鮮サンラートムヤム米線」、「鶏塩レモン清湯米線」のいずれかを注文すると、次回来店時に使える「ドリンク無料券」がプレゼントされる。これはイートイン、テイクアウト(一部商品は対象外)のいずれかで利用可能だ。
「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」とは?
譚仔三哥(タムジャイサムゴー)は、ミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で掲載され、毎年3,000万人以上の来店数を誇る香港No.1のライスヌードル店(Euromonitor 2020 アジアヌードル専門店マーケットシェア No.1:64.4%)。
グルテンフリーな米線を使い、様々なスパイスが調合されたオリジナルのスープは、香り・旨味・そして辛味の複雑さを豊かに感じることができる。さらに、6種類のスープと10通りの辛さ、25種類以上の具材を組み合わせて、自分好みに楽しめる。
香港・シンガポール・日本で111店舗(2024年6月30日時点)を展開し、若年層を中心に国民的ブランドとして親しまれている(タムジャイグループでは、『譚仔雲南米線』を合わせ香港、中国本土、シンガポールで232店舗を展開)。
文/おとなの週末Web:深田啓介
写真/おとなの週末Web、 譚仔三哥
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