「何回見てもファウルには…」不可解判定が連続のフランス戦、河村勇輝の”4点献上プレー”には海外からも不満の声「タフなファウル宣告だ」【パリ五輪】

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4点リードの第4Q終盤に河村がファウルを取られたシーンが厳しい判定だったのは確かだ(C)Getty Images

 フランスとの死闘を演じたバスケットボール男子日本代表。試合はオーバータイムの末に敗れるも、第4クオーターの最終盤までリードを奪うなど、格上かつ開催国相手に堂々たる試合を展開した。

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 それだけに、同点につながった河村勇輝のバスケットカウントが悔やまれる。

 日本4点リードで迎えた第4クオーター残り10秒、マシュー・ストラゼルが3Pシュートを試みて成功。その際に河村がチェックに入り、ストラゼルの身体に触れているか微妙だったものの、間近で見ていた審判は笛を吹く。フリースローを与えられたストラゼルはこれを沈め、土壇場で同点に。フランスには歓喜を、日本には落胆をもたらす”4点プレー”だった。

 この判定に対してSNS上には「あまり言いたくないけど…どこがファウルやねん!」「何回見てもファウルには見えない」「正直あれは誤審」などと厳しいコメントが並び、海外で見守ったバスケファンからも「Tough foul call(タフなファウル宣告だ)」「One of the most riggedgames in Olympics history(オリンピック史上最も不正が行われた試合の一つ)」と納得のいかない言葉が溢れていた。

 河村の件以外にも、八村塁のアンスポーツマンライクファウルによる退場や、チャレンジ成功が一転バスケットカウントになるなど、日本に不利な判定が散見された今回のフランス戦。試合自体は内容が濃いものだっただけに、残念なところもある。8月2日に行われるブラジルとの1次リーグ最終戦では偏りのないジャッジを望みたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]