【幸せを願う四字熟語一覧】健康を願う言葉や幸せが続くことを願う言葉も
今回は、幸せを願う意味を持つ四字熟語を紹介します。お祝いごとや座右の銘に使えるような意味合いの四字熟語を11個ピックアップしたので、縁起の良い四字熟語を探している方はぜひチェックしてください。
あわせて使い方も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
幸せを願う意味のある四字熟語
相手の幸せを願う意味を持つ四字熟語を4つ紹介。
まずは、相手の幸せを願う意味を持つ四字熟語を4つ紹介します。健康や繁栄、商売繁盛など特定の範囲で幸せを願う四字熟語ではなく、相手にとって幸せと感じられることが訪れるように願う言葉ですので、さまざまなシーンで使用できます。
○新春万福(しんしゅんばんぷく)
新春万福とは新しい年を祝い、幸せが訪れることを願う四字熟語です。
「新春」は新年、「万福」は何万回という数えきれない幸福を意味しています。新春と入っているとおり、新年を祝うお正月に使われます。年賀状で使った経験がある方もいるかもしれません。
目上の方へ年賀状を送る際など、「A HAPPY NEW YEAR」や「あけましておめでとう」といったフランクな挨拶を避けたほうが良い場面で使うとよいでしょう。
○永寿嘉福(えいじゅかふく)
永寿嘉福とは、「長い期間に渡って幸せが続きますように」と願う四字熟語です。長生きを願う意味もあるため、「長生きして幸せになってください」と解釈するもあります。
新春万福と同様に、年賀状で新年の挨拶として使われることが多い言葉です。
○笑門来福(しょうもんらいふく)
四字熟語で見るとピンと来ないかもしれませんが、「笑う門には福来る」と聞くと多くの人が知っている言葉ではないでしょうか。
笑門来福は、「いつも笑いに溢れている家庭には幸福が訪れる」という意味のある四字熟語です。年賀状で使われることの多い言葉で、新年を祝う場で挨拶する際にも使用されます。
○一陽来復(いちようらいふく)
一陽来復とは、寒くて暗い冬が終わり暖かい春がやってくる様を表す四字熟語です。冬至の別名でもあり、一年は冬至を境に日が長くなることからつらい時期を乗り越えた後には幸せがやってくるという意味で使われます。
東京の穴八幡宮では「一陽来復」のお守りが有名で、冬至から立春までの期間だけ拝受できます。ビジネスシーンではスピーチで、これまでの苦労から今後の活躍や幸せを願う際に使えます。
長寿や繁栄による幸せを願う四字熟語
長寿や繁栄を願う四字熟語を4つ紹介。
次に、幸せのなかでも長寿や繁栄を願う四字熟語を4つ紹介します。祖父母や高齢の方に向けた挨拶や手紙で使用できます。
○君子万年(くんしばんねん)
君子万年とは、「徳を積んだ人は長く生きる」という意味の四字熟語で、長寿の願いも込められています。「君子」は徳の高い人、万年は数えられないくらい長い年月を意味します。
「万年」は「ばんねん」とも「まんねん」とも読まれますが、一般的には「ばんねん」であるためスピーチで使う際は注意しましょう。
○長楽萬年(ちょうらくまんねん)
長楽萬年とは、繁栄が長く続くことを願う四字熟語です。「長楽」という言葉からも、末長く楽しさが続くようにとの意味が込められていることがわかります。
縁起の良い四字熟語として、新年を祝う際に年賀状でよく使われています。
○延年転寿(えんねんてんじゅ)
延年天寿とは、ますます長生きすることを意味する四字熟語で、長寿を祈る意味も持ちます。仏に修行を認められると、ご加護により寿命を延ばすことができるという仏教の教えが由来とされています。
長寿祝いの席で挨拶する際など、高齢の方の誕生日祝いで使われる言葉です。
○支葉碩茂(しようせきも)
支葉碩茂とは、本家も分家も、一族すべてが繁栄することを意味する四字熟語です。枝葉碩茂と書いても間違いではありません。
「支葉」は木の枝葉のことで、一族を木に例えて幹となる本家とそこから枝分かれする分家を表しています。「碩茂」は大きく繁栄する様を表しており、枝葉が覆い茂る木の様子から一族の繁栄を祈る言葉です。
幸せが長く続くことを願う四字熟語
幸せが長く続くことを願う意味を持つ四字熟語を3つ紹介。
最後に、幸せが長く続くことを願う意味を持つ四字熟語を3つ紹介します。結婚式や出産祝いなど、お祝いのスピーチや挨拶で使える言葉です。
○福徳円満(ふくとくえんまん)
福徳円満とは、幸せや財産に満ち足りている様子を表す四字熟語です。「福徳」には幸福とよいこと、「円満」には満ち足りているさまという意味があります。
「これからも福徳円満な家庭を大切にしてくださいね」など、相手はすでに幸せな状態ではあるがさらなる幸せを願う際に使えます。
○大慶至極(たいけいしごく)
大慶至極とは、この上なく喜ばしいという意味を持つ四字熟語で、祝福の言葉として使われています。「大慶」は大きな喜び、「至極」はとても、非常にといった意味があります。大慶だけでも使われますが、至極を加えることでより強く祝う気持ちが込められます。
「貴社におかれましては、益々のご清栄の由、大慶至極に存じます」など、ビジネスシーンでも使える四字熟語です。
○延命息災(えんめいそくさい)
延命息災とは、災いに遭うことなく無事に長生きすることを願う四字熟語です。似た漢字の四字熟語に「無病息災」や「一病息災」があります。
無病息災はまったく病気をせず、健康で元気に過ごせることを祈る言葉です。一方、一病息災は持病の一つくらいあったほうが健康に気を付けるから、病気をしない人より長生きできるという意味を持ちます。
病気を含め、事故や災害などさまざまな災いに遭うことなく長生きを願うなら延命息災、病気せず元気でいてほしいときは無病息災を使います。また、持病がある方や病気で入院している人へのお見舞いの言葉としては一病息災を選ぶとよいでしょう。
幸せを願う四字熟語を使うときは意味をしっかり理解しよう!
本記事では、幸せを願う意味がある四字熟語を11個紹介しました。
四字熟語は一文字ごとに意味を持つため、漢字の書き間違えや変換ミスでまったく異なる意味となってしまうこともあります。字面だけではなく意味も理解したうえで四字熟語を使えるとよいですね。
あわせて使い方も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
幸せを願う意味のある四字熟語
相手の幸せを願う意味を持つ四字熟語を4つ紹介。
まずは、相手の幸せを願う意味を持つ四字熟語を4つ紹介します。健康や繁栄、商売繁盛など特定の範囲で幸せを願う四字熟語ではなく、相手にとって幸せと感じられることが訪れるように願う言葉ですので、さまざまなシーンで使用できます。
新春万福とは新しい年を祝い、幸せが訪れることを願う四字熟語です。
「新春」は新年、「万福」は何万回という数えきれない幸福を意味しています。新春と入っているとおり、新年を祝うお正月に使われます。年賀状で使った経験がある方もいるかもしれません。
目上の方へ年賀状を送る際など、「A HAPPY NEW YEAR」や「あけましておめでとう」といったフランクな挨拶を避けたほうが良い場面で使うとよいでしょう。
○永寿嘉福(えいじゅかふく)
永寿嘉福とは、「長い期間に渡って幸せが続きますように」と願う四字熟語です。長生きを願う意味もあるため、「長生きして幸せになってください」と解釈するもあります。
新春万福と同様に、年賀状で新年の挨拶として使われることが多い言葉です。
○笑門来福(しょうもんらいふく)
四字熟語で見るとピンと来ないかもしれませんが、「笑う門には福来る」と聞くと多くの人が知っている言葉ではないでしょうか。
笑門来福は、「いつも笑いに溢れている家庭には幸福が訪れる」という意味のある四字熟語です。年賀状で使われることの多い言葉で、新年を祝う場で挨拶する際にも使用されます。
○一陽来復(いちようらいふく)
一陽来復とは、寒くて暗い冬が終わり暖かい春がやってくる様を表す四字熟語です。冬至の別名でもあり、一年は冬至を境に日が長くなることからつらい時期を乗り越えた後には幸せがやってくるという意味で使われます。
東京の穴八幡宮では「一陽来復」のお守りが有名で、冬至から立春までの期間だけ拝受できます。ビジネスシーンではスピーチで、これまでの苦労から今後の活躍や幸せを願う際に使えます。
長寿や繁栄による幸せを願う四字熟語
長寿や繁栄を願う四字熟語を4つ紹介。
次に、幸せのなかでも長寿や繁栄を願う四字熟語を4つ紹介します。祖父母や高齢の方に向けた挨拶や手紙で使用できます。
○君子万年(くんしばんねん)
君子万年とは、「徳を積んだ人は長く生きる」という意味の四字熟語で、長寿の願いも込められています。「君子」は徳の高い人、万年は数えられないくらい長い年月を意味します。
「万年」は「ばんねん」とも「まんねん」とも読まれますが、一般的には「ばんねん」であるためスピーチで使う際は注意しましょう。
○長楽萬年(ちょうらくまんねん)
長楽萬年とは、繁栄が長く続くことを願う四字熟語です。「長楽」という言葉からも、末長く楽しさが続くようにとの意味が込められていることがわかります。
縁起の良い四字熟語として、新年を祝う際に年賀状でよく使われています。
○延年転寿(えんねんてんじゅ)
延年天寿とは、ますます長生きすることを意味する四字熟語で、長寿を祈る意味も持ちます。仏に修行を認められると、ご加護により寿命を延ばすことができるという仏教の教えが由来とされています。
長寿祝いの席で挨拶する際など、高齢の方の誕生日祝いで使われる言葉です。
○支葉碩茂(しようせきも)
支葉碩茂とは、本家も分家も、一族すべてが繁栄することを意味する四字熟語です。枝葉碩茂と書いても間違いではありません。
「支葉」は木の枝葉のことで、一族を木に例えて幹となる本家とそこから枝分かれする分家を表しています。「碩茂」は大きく繁栄する様を表しており、枝葉が覆い茂る木の様子から一族の繁栄を祈る言葉です。
幸せが長く続くことを願う四字熟語
幸せが長く続くことを願う意味を持つ四字熟語を3つ紹介。
最後に、幸せが長く続くことを願う意味を持つ四字熟語を3つ紹介します。結婚式や出産祝いなど、お祝いのスピーチや挨拶で使える言葉です。
○福徳円満(ふくとくえんまん)
福徳円満とは、幸せや財産に満ち足りている様子を表す四字熟語です。「福徳」には幸福とよいこと、「円満」には満ち足りているさまという意味があります。
「これからも福徳円満な家庭を大切にしてくださいね」など、相手はすでに幸せな状態ではあるがさらなる幸せを願う際に使えます。
○大慶至極(たいけいしごく)
大慶至極とは、この上なく喜ばしいという意味を持つ四字熟語で、祝福の言葉として使われています。「大慶」は大きな喜び、「至極」はとても、非常にといった意味があります。大慶だけでも使われますが、至極を加えることでより強く祝う気持ちが込められます。
「貴社におかれましては、益々のご清栄の由、大慶至極に存じます」など、ビジネスシーンでも使える四字熟語です。
○延命息災(えんめいそくさい)
延命息災とは、災いに遭うことなく無事に長生きすることを願う四字熟語です。似た漢字の四字熟語に「無病息災」や「一病息災」があります。
無病息災はまったく病気をせず、健康で元気に過ごせることを祈る言葉です。一方、一病息災は持病の一つくらいあったほうが健康に気を付けるから、病気をしない人より長生きできるという意味を持ちます。
病気を含め、事故や災害などさまざまな災いに遭うことなく長生きを願うなら延命息災、病気せず元気でいてほしいときは無病息災を使います。また、持病がある方や病気で入院している人へのお見舞いの言葉としては一病息災を選ぶとよいでしょう。
幸せを願う四字熟語を使うときは意味をしっかり理解しよう!
本記事では、幸せを願う意味がある四字熟語を11個紹介しました。
四字熟語は一文字ごとに意味を持つため、漢字の書き間違えや変換ミスでまったく異なる意味となってしまうこともあります。字面だけではなく意味も理解したうえで四字熟語を使えるとよいですね。