野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週金曜9時~13時)。7月25日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、パートナーで俳優の内藤剛志と、日本人の人口が去年より86万人減ったことや、外国人人口が初めて300万人を超えたというニュースを取り上げ、話し合った。

野村邦丸アナ「今日気になったニュースはこちら。朝日新聞からです。
今年1月1日時点の日本の総人口のうち、日本人は1億2156万1801人で、去年よりおよそ86万1000人下回って、1968年の調査開始以降、最大の減少幅となりました。これは総務省が昨日発表したもので、マイナスは15年連続。一方外国人は2013年の調査開始以降、初めて300万人を超えました。で、外国人を含む総人口でいうと、1億2488万5175人となりました。
今、日本は少子高齢化が進んで人口がどんどん減ってるにしても、86万人減ってるわけですよ、1年間で86万人というと、大体地方でも県庁所在地とか、大都市並みですよね」

内藤剛志「1つの県ぐらいですよね。100万人切ってる県もいくつかありますからね」

邦丸「とんでもない減少率ということですが、ただやっぱり外国人登録をされて日本に暮らしてる方々が、300万人を超えたということで……」

内藤「今、もちろん観光もあるんですよ。7月ですから京都は例えば祇園祭とかあって、僕京都にずっと居ますけど、ものすごい数の外国人の方々がいらっしゃってますよ。だから四条とか三条っていう、いわゆる繁華街を歩いている方は、ほとんど外国人に見えます」

邦丸「そうみたいですね、京都は本当に」

内藤「オーバーブッキングどころの騒ぎじゃないと思いますよ。だから『本当にどこの国?』と一瞬思うぐらいです」

邦丸「だから日本もね、もう移民っていうんじゃなくて、労働っていうよりは、日本の生活を支えるために『どうぞ日本へ』っていう時代になってる」

内藤「一番わかりやすいところでは、コンビニはそうなってますもんね。ほとんど外国人の方ですもんね。で、お上手な日本語を喋られますよね。僕の京都の家のそばのコンビニは、お客さんも店員さんも全員外国人で俺一人だけ日本人っていうことも(笑)」

邦丸「これからそういう光景が普通になりつつあるし、外国人だけの街もありますし」

内藤「ドラマの現場なんかにも居るんですよ。外国人の方が見習いみたいに入って来て。だんだんそういう方が増えていくんだと思いますよ。今思い出したんですけど、京都の東映の録音部にマイクさんっていう外国人の方がいらっしゃって、日本人の方と結婚して働いてらっしゃるんですけど、現場では『おい、マイクどけろマイク!』ってずっと言われてましたよ」

邦丸「その人、本名がマイクさん?」

内藤「そうそう。撮影現場に手でマイク持って立ってる人いるじゃないですか、竿みたいな。外国人が1人いらっしゃって日本語ベラベラ喋るんだけども、我々はマイクを持ってるから『マイク』だと思ってたんだけど、本名がマイクだったの(笑)。で、今は偉くなって今度はマイクさんが『おいマイクどけろっ!』ってまた言ってるわけですよ、弟子に」

邦丸「マイクが『マイクどけろ』って弟子に言ってる?」

内藤「そうですそうです。自分の名前を……これわかりにくい話ですねえ~(笑)」

邦丸「うまくやっていきたいもんです(笑)」