舞台『甘美なる誘拐』

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2024年9月、シアター1010にて、舞台『甘美なる誘拐』が上演されることが決定した。

原作は、平居紀一による同名小説で、2021年に宝島社主催、第19回「このミステリーがすごい!」大賞・文庫グランプリ受賞作品。様々な人物や事件が衝撃のラストに帰結する、誘拐ミステリーの新機軸といわれる作品。

今回、そんな話題作を初めて舞台化する。脚本・演出には「キングオブコント2013」の王者であるお笑いコンビ・かもめんたるのボケ担当として活動するかたわら、「劇団かもめんたる」を旗揚げし、原作・脚本・演出を担い、岸田國士戯曲賞に2年連続でノミネートされた、脚本家・岩崎う大。

主演には「美 少年」のメンバーとして活躍し、グループ内では「ダンスリーダー」と称されるほど特技のダンスで観客を魅了する藤井直樹。そのバディともいえる役に2.5次元作品からミュージカル、ストレートプレイなど幅広い舞台で活躍し、近年では国内外問わず映像作品への出演も続いている和田琢磨。さらに、礒部花凜、馬場良馬、高畑結希、末永みゆ、土屋翔(劇団かもめんたる)、そして槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)とコンビ揃って出演する。

また、藤井直樹の事務所の先輩でもある内博貴が特別出演し、民放作品から大河ドラマ、映画など数々の映像作品のみならず舞台への出演も欠かさない波岡一喜が名を連ねた。

【ストーリー】
ヤクザの下っ端、真二と悠人。人使いの荒い兄貴分にこき使われる彼らの冴えない日常は、一体の他殺体を見つけてから変わり始める。同じ頃、調布で自動車部品店を営む植草父娘は、地上げ屋の嫌がらせで廃業に追い込まれかけていた。一方、脱法行為で金を稼ぐ宗教団体・ニルヴァーナでは、教祖の孫娘が誘拐され――。様々な事件が、衝撃のラストにどうやって帰結する!?