「第3回青龍シリーズアワード」で「ムービング」が3冠達成!パク・ボヨンは主演賞獲得で涙(総合)

写真拡大 (全4枚)

Disney+のオリジナルシリーズ「ムービング」が、「青龍シリーズアワード」で3冠を獲得した。

19日の午後8時30分、仁川(インチョン)パラダイスシティでは「第3回青龍シリーズアワード」が開催された。KBS 2TVを通じて生中継されたこの日の授賞式では、チョン・ヒョンムと少女時代のユナが司会を務めた。

この日「ムービング」は大賞を含め、3冠を獲得し、独走した。大賞受賞後、演出のパク・インジェ監督は、「『ムービング』は、これまでやってきた作品の中で、とても難易度の高い作品であったが、最後まで賞をいただけて本当にうれしい。知人が、お母さんが亡くなったことで、うつ病の薬も飲んでいたが、毎週水曜日になると『ムービング』を見て、その時間だけは辛さを忘れられる時間になった、本当にありがとうと話してくれたとき、この仕事にやりがいを感じた」とし、「そのような小さな出来事が、より良い作品を作らなければならないと、深く考えるようになる瞬間だった」と感謝を伝えた。

原作の作家であるカン・プルは「作品を愛してくださった視聴者の皆さんに感謝している」と感想を明かし、リュ・スンリョンは「『ムービング』の名台詞を思い出す。仁川のアッパダ(沖という意味 / 発音すると“父”を意味する“アッパ”に似ている)の対義語は仁川のオンマ(母)だ。この時代のすべての母親、父親の方々に頑張ってくださいと伝えたい」と話し、笑いを誘った。ハン・ヒョジュは「『ムービング』という作品でボンソク(イ・ジョンハ)の母親役を演じることができて幸せだった。作品を通じて、本当に素敵な方々に出会えて、幸せな作品だったと思う。こんなに温かく、正義感がある物語が多くの方々に愛され、その愛で(作品を)完成させてくださった視聴者の皆さんに感謝している」と話した。

イ・ジョンハとコ・ユンジョンは「ムービング」で新人賞を受賞した。二人が受賞するとき、彼らの親を演じたハン・ヒョジュ、リュ・スンリョン、クァク・ソニョンは、彼らと温かいハグをし、愛情を見せた。

心温まる物語で癒しを届けたNetflixシリーズ「今日もあなたに太陽を 〜精神科ナースのダイアリー〜」は、2冠王となった。ドラマ部門の最優秀作品賞受賞に演出のイ・ジェギュ監督は「このドラマはスタッフや、俳優一人一人に慰められながら撮影した。撮影する一日、一日が大変だったが、幸せだったし、よかった」とし、「韓国の現代社会を生き、ここにいる半分の方も心の病から自由でないと思う私たちは日々、空白を埋めようと努力しながら生きているが、むしろ空白を作るべきだと思う。このドラマが疲れて、傷ついた皆さんの心の慰めになったら嬉しい」と述べた。

この作品で主演女優賞を受賞したパク・ボヨンは、涙ながらに感想を伝えた。彼女は「誰かに共感と慰労を届けたいと思い、出演した作品だった。チョン・ダウンの役を演じるとき、とてもつらかった。看護師の同僚を演じる俳優の方々が撮影の時、会うたびに『お疲れ様』と抱きしめてくれたことで耐えられた」とし、「あまりにも暗く、長い夜を過ごしている方がいるのであれば、疲れずに最後まで耐えて朝を迎えてほしい」と呼びかけた。

Coupang Play「少年時代」で主演男優賞を受賞したイム・シワンは、10%だけ感想を準備してきたと明かし、この日の授賞式のオープニングでWeDemBoyzとパク・ナムジョンがステージを披露したことに言及した。彼は「パク・ナムジョン先輩が出演されたが、僕にとっては素晴らしい祝福であり、光栄だった。先輩が登場された時、特に興奮し、お祭り気分で楽しんだ。祝祭の場を作っていただき、感謝している。またこのような機会があれば、『青龍シリーズアワード』で、喜んで一緒に踊りたいと思う。嬉しい気持ちで臨む」と約束した。