KRY山口放送

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周南市の永源山公園プールが大雨による機械の故障などが原因でこの夏、利用できなくなりました。

周南市によりますと今月10日から11日にかけての大雨の影響で永源山公園プールの循環ポンプが水没、損傷したということです。

このほか大雨後には、プールの水位が下がっていて地下配管などからの漏水が疑われるということです。

今シーズンは今月21日にオープンの予定でしたが漏水箇所の特定はすぐにできず、現段階でプールの運営に必要な水位が確保できないとし周南市では今年度の利用を中止すると発表しました。

永源山公園プールは1990年に利用開始して以来、毎年、市の内外から多くの人が訪れる夏の人気スポットで去年はコロナ禍前を上回る2万人が訪れたということです。

(周南市役所公園花とみどり課 三奈木 聖治さん)
「最終点検を終わらせたうえでこのようなことになってあとは皆様をお迎えするだけという状況だったのですが、プールの水位が下がって営業ができないという残念な状態になっています。」

周南市では来年度の運営に向けて損傷箇所などの修繕に取り組むということです。