ABS秋田放送

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高校野球、10日は金足農業が、2年生・吉田大輝投手の好投で、第1シード明桜に競り勝ちましたが、その夜には、プロ野球で大輝投手の兄、オリックスの吉田輝星投手が今季2勝目を果たしました。

金足農業時代と変わらぬ勝負強いピッチングで、チームの逆転勝利につなげました。

ソフトバンクに1点をリードされたオリックス。

吉田は、9回からマウンドに上がりました。

先頭バッターは、フォークでピッチャーゴロに。

持ち前の軽快なフィールディングを見せます。

続く9番、去年のWBC優勝メンバー甲斐は、フォークでセンターフライに打ち取りました。

吉田がこの回、投じたのは13球。

最後はセカンドゴロ。

三者凡退に抑え、チームに流れを引き寄せました。

オリックスはそのウラ、2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。

流れを作った吉田も歓喜の輪に加わりました。

勝利投手となった吉田、オリックス移籍後初めてお立ち台にも上がりました。

吉田輝星投手
「サヨナラの流れを作れるように、3人で終われるように心がけてマウンドに上がりました。リリーフみんなでがんばってつないでいこうという話をしているので、次からも一生懸命がんばるので、応援よろしくお願いします」

今月1日に続き2勝目をあげた吉田輝星、夏に輝きを見せています。