【誰も教えてくれない】プロの料理人の基本「枝豆の“絶妙な”茹で方」試してみた!塩味と甘味と旨味が♡

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枝豆のシーズン到来!ですが、いつも適当に茹でるので、やわらかすぎたり硬すぎたりで、枝豆のおいしさを最大限に引き出せたことはありません(苦笑)。今年こそは優勝を目指して、ついに見つけたのがYouTubeチャンネル『プロが教える家庭料理 papa′s cooking』の「枝豆の”絶妙な”茹で方」。プロの料理人が枝豆の選び方から茹でるコツまで解説しているので、この通りに茹でれば間違いないはず!やってみよう。

【夏野菜クイズ】食べ頃の枝豆を選ぶなら…「実がパンパンに詰まっている」「実がやや薄め」のどっち?

YouTube『プロが教える家庭料理 papa′s cooking』が発信!

8.39万人が登録するYouTubeチャンネル『プロが教える家庭料理 papa′s cooking』。休みの日は家族に料理を作っているというプロの料理人が、和・洋・中、様々なジャンルのおかずレシピやお酒のつまみ、料理の基本となる料理方法などを紹介しているチャンネルです。

本日はその中から、「枝豆の”絶妙な”茹で方 ~おいしい枝豆の選び方から茹でるコツまで~」を試してみることに。

プロの料理人が教える「枝豆の”絶妙な”茹で方」とは?

まずは、選び方。

枝豆を選ぶ際は、「豆がふっくらしているものを選ぶといい」とのこと。

このポイントの補足になりますが、ネットで調べてみると、カゴメ公式HPに「実入り(実の入り具合)が7~8割くらいのものが、いちばん香りが高くおすすめ。パンパンになったものは育ちすぎており、香りが落ちて、さやも硬くなります」とありました。

どうやら、”ふっくら”といっても”パンパン”すぎるものより、”もう少しでパンパンになる”くらい。言い換えれば、パンパンになる手前、7~8割くらいの膨らみのものがいいようです。

例えば、この下の画像の枝豆だとパンパンすぎで、もうひとまわりくらい膨らんでいないものの方がいいってこと?なかなか難しいですね(笑)。



なお、パンパンに詰まっている枝豆と7~8割の枝豆の味の違いについては、2022年8月30日に公開された記事『【夏野菜クイズ】食べ頃の枝豆を選ぶなら…「実がパンパンに詰まっている」「実がやや薄め」のどっち?』で、詳しく紹介しています。冒頭にリンクを貼っているので、よろしければ、ぜひそちらもご覧くださいね。

では、「枝豆の”絶妙な”茹で方」に従って、茹でてみましょう。

材料はこちら。



【材料】2~3人分
枝豆…1袋

◆茹でるとき
塩…30g ※水に対して3%
水…1L

動画では、1袋約300gの枝豆を使っていましたが、今回購入したものは1袋約200gでした。200gでも特に問題はなさそうなので、レシピ通りに作ります。

【下準備&茹で方】

1.  ボウルに枝豆を入れ、塩大さじ2(分量外)を加えます。枝豆どうしをこすりつけるように塩揉みし、うぶ毛を取ります。このとき使う塩は、粗塩がおすすめとのこと。

今回は1分ほど、塩揉みしました。



たまに、枝豆の端をカットする人がいますが、それはNGとのこと。茹でる際、旨味が逃げるので、絶対やらないように。料亭などの料理で2~3個の枝豆を盛り付けるとき、端が揃って”きれいだから”と、料理人さんが始めたことだそうです。

味がおいしくなるためのひと手間ではないってことね。

塩もみしてからすぐに茹でるのもNG。このまま10分程度おき、塩味をなじませます。表面にうっすら水分が出てきたらOK。

10分後、表面が少ししっとりしたのでこれでOKとします。





2.  1を洗い、塩をしっかり洗い流して、ザルにあげます。



茹でるときのお湯に塩を入れて下味をつけるので、塩もみの塩分は必要ないそう。塩が残っているとしょっぱくなるので、しっかり洗い流しましょう。



3.  鍋に水(1L)を入れて沸かし、塩(30g)を投入。火加減は言っていなかったので、中火にしました。

4.  3に2の枝豆を入れ、3分~3分半茹でます。



枝豆を入れるとお湯の温度が下がるので、沸くまでフタをし、再沸騰したらフタを外します。フタを外さずに茹で続けると、”茹ですぎ”てしまうので、再沸騰したら必ずフタを外しましょう。

今回は3分茹でました。



5.  4をザルにあげ、お湯を切ります。水っぽくなってしまうので、水で冷やすのはNG。

6.  5に塩を適量(分量外)振りかけ、全体にまぶして出来上がり。仕上げに使う塩は、おいしい塩を使うとよいとのこと。

わが家には特別、おいしい塩はないので、いつもの塩を振りかけました(笑)。



調理時間は16分。食べるタイミングは、温かいうちでも冷やしても、どちらでもお好みで!

茹で上がりから5分ほど経ち、手で持てるくらいまで冷めたので、食べてみましょう。

あっ、夏の香り。ビアガーデンとビールを思い出す、枝豆の香り。夏ですね~。



では、いただきます!

茹で具合、最高。やわらかすぎず、硬すぎず。ホクホクする2歩くらい手前、コリッとした新鮮さを感じる食感は、わたし好み。夫も「ちょうどいい」と言っていました。よかった。よかった。



塩味も絶妙。しょっぱすぎず、ほんのり塩味が効いて、枝豆の甘味と旨味を引き立てています。

茹でる枝豆の量や大きさによって、3分茹でた際の茹で具合は、多少違ってくると思います。けれど、わが家はそこまでグルメではないので、ぜんぜん問題なし。次回もこの方法で茹でることにしよう。

今は7月上旬で、枝豆は旬を迎えたばかり。動画によると、枝豆が一番おいしくなるのは、”夏の中旬から秋口にかけて”だそう。

意外ですよね。でも、この頃の枝豆は、香りも旨味も凝縮されておいしいのだとか。今回学んだこの茹で方で、ぜひ香りも旨味も凝縮した”夏の中旬から秋口にかけて”の枝豆を食べてみようと思います。



枝豆の旬は始まったばかり。プロ直伝の「枝豆の”絶妙な”茹で方」で、この夏、枝豆を思う存分、味わってみてはいかがでしょう。

<参考文献>
WEB

『KAGOME公式サイト~[枝豆]おいしい茹で方や含まれる栄養素、冷凍保存のコツ~』
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/edamame/