セレクトセールに先立ち上場馬視察研修が行われる 青年部員ほか牧場スタッフなど約50人参加
2024年の日本ダービー馬ダノンデサイルを過去送り出した「セレクトセール2024」が7月8日(1歳馬)、9日(当歳)に苫小牧市のノーザンホースパーク特設会場で行われるが、それに先立ち、北海道白老郡白老町に本所を置く胆振軽種馬農業協同組合青年部(岩崎義久部長)は6月26日に「セレクトセール上場馬視察研修」を行った。
同青年部員ほか牧場スタッフなど約50人が参加。社台ファーム、追分ファーム、追分ファームリリーバレー、ノーザンファームYearling、白老ファームYearling、ノーザンファームを巡回し、セレクトセールに上場を予定しているキタサンブラック、キズナ、コントレイル、スワーヴリチャード、ロードカナロアなどを父に持つ1歳馬と、当歳セッションに上場を予定しているエフフォーリア、サリオス、ホットロッドチャーリー、マカヒキの初年度産駒など、あわせて99頭を視察し、馬づくりなどを学んだ。
8日午前10時から、9日は9時30分にせりがスタートする「セレクトセール2024」の会場内に入れるのは購買者、およびその随行者に限られ、入場の際には入場章の提示が必要となる。同セールに関して、7月5日現在で1歳馬は10頭の、当歳馬には5頭の欠場が主催者より発表されている。