復活の重賞3勝目を目指すバビット(今年6月撮影、ユーザー提供:DKさん)

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 福島は土曜に続いて芝ダートともに良。芝は差し有利だった先週とは違い、逃げ先行馬が残るレースが目立った。内枠ベター。一方のダートは展開もあるが、土曜は意外に差しが届いていた。

 小倉も土曜と同じく芝ダートともに良。芝は開幕週の先週よりも時計が速い。ただ、決して前有利ということはなく、脚質を問わずに末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。ダートは逃げ先行馬同士の決着が目立つ。

 函館は深夜から日曜昼にかけて雨が降る予報となっている。芝は稍重~重、ダートは重~不良になるか。土曜の芝はBコース替わりの影響で、先週までに比べると内を回した馬の好走が目に付いた。ただ、日曜は何とも言えない。ダートは圧倒的に前有利。とりわけストームキャット系とエーピーインディ系が幅を利かせている。

【注目馬】
福島11R・バビット…セイウンプラチナも行きたいクチだが、枠の差でハナ濃厚。小回り替わりもプラスだけに、前残り馬場を生かしての押し切りがあるかも。

小倉11R・スレイマン…逃げ候補が揃ったのでハイペース必至だが、かといって中団以降からでは間に合わない。となれば、狙いは好位でロスなく運ぶ馬。先に抜け出すヤマニンウルスとの一騎打ちに持ち込むか。

函館9R・ダラムキャッスル…土曜の函館ダートで活躍したストームキャット系のヘニーヒューズ産駒。昇級後は1200mで大敗続きだが、3戦2勝、2着1回の1000mなら逃げ粘りがあっていい。