3冠ジャッジに“悲しい現実” 1日で打率トップ陥落か…打率.362で迫る日系26歳
クワン、イエリッチがそれぞれ4日に規定打席に到達見込み
■レッズ 5ー4 ヤンキース(日本時間3日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は2日(日本時間3日)、7回に2試合連発となる32号ソロを放つなど、4打数3安打で打率.321としてア・リーグトップに浮上。独走する本塁打、打点とともにMLB打撃3冠となったが、打率1位は1日にして陥落する可能性が高い。
4試合連続のマルチで打率を上げ、エンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手(打率.319)を抜いた。しかし、ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が規定打席まであと1打席に迫っている。2日(同3日)の試合を終えて打率は.362と高く、3日(同4日)の試合で5打席立てば規定打席に到達する。
クワンは母方の祖母が山形出身。2023年のWBCでは野球日本代表「侍ジャパン」の関係者が接触したが、代表入りの資格を満たせなかったことでも話題となった。3日(同4日)の試合で5打数無安打でも.354となるため、規定打席に到達すれば断トツで打率ランキングに躍り出ることになる。
ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が.320でトップだが、2018年のMVPにも輝いたブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手が.329で、規定打席まであと9打席に迫っている。
ジャッジ、大谷ともに3冠王が期待できる成績を残しているが、立ちはだかるライバルを超えていかなければならない。(Full-Count編集部)