サッカー欧州選手権、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦に向けて調整するフランスのキリアン・エムバペ(2024年6月27日撮影)。(c)FRANCK FIFE/ AFP

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【AFP=時事】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)のチーム初戦で鼻を骨折したフランスのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が30日、7月1日に行われるベルギーとの決勝トーナメント1回戦を前に、フェースマスクを付けてのプレーは「すごくやりづらい」と認めた。

 エムバペは6月17日に行われたチーム初戦のオーストリア戦で相手選手と衝突して鼻の骨を折ると、続くオランダ戦は欠場を強いられたが、ポーランド戦で鼻を守るフェースマスクを付けて復帰した。

 ベルギー戦でもマスクを付けてのプレーになるが、エムバペは違和感があるためすでに何種類かを試したと話し、「何かしっくりこない部分が毎回あるから、変えてきている」とコメント。「本当に難しい。視界が狭まるし、汗がたまるから外して汗を流さないといけない」と明かした。

「外してもよくなったらすぐにでも外すが、今はその選択肢はない。僕にとってはそういう大会になる。このままプレーするしかない」

「すごくイライラするが、マスクには感謝していると言うしかない」

【翻訳編集】AFPBB News

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