伊藤恵

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ピアニストの伊藤恵が、7月25日(木)にあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールにて開催する『“KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka”~関西圏の最大拠点 梅田で展開する藝術音楽~伊藤恵ピアノ・リサイタル2024“世界への挨拶”』に向け、コメントを公開した。

同公演は、コジマ・コンサートマネジメント主催の『“KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka”』として開催される。ベートーヴェンのピアノソナタ 第1番 へ短調 op.2-1や、C.シューマンの「4つの束の間の小品」 op.15など、独自に組んだ公演オリジナルプログラムで送られる。

●コメント

【世界への挨拶】
「1」 と名付けられた作品は、初々しい世界への挨拶。
それはベートーヴェンもシューマンも。
あの時代には、希望に満ちた未来への予感と共に、新しい世界を創造する美しい夢があった。
夢を一緒に歌うクララの存在は、なんと心優しいことか。
しかし、ベルクの「1」は、絶望的な世界への挨拶。
儚く過ぎ去った時を見つめ、世界の終わりを歌う。
ベートーヴェン「31」は、時代を超えて、祈り、世界を救う希望。
ところで、世界はどこにある? 世界の名前は? それは幻?

伊藤 恵

チケットはイープラスにて販売中。