【ソウル時事】韓国政府は、次期駐日大使に国立外交院長の朴※熙(※吉を2つ横並び。

 61)を内定した。韓国政府関係者が24日明らかにした。来年には日韓国交正常化60周年を控え、未来志向のさらなる関係強化を担うことになる。

 朴氏は対日関係の専門家で、尹錫悦大統領の外交ブレーンとして関係改善を支えた。日本語が堪能で、日本政界の人脈も広い。ソウル大を卒業し、米コロンビア大で政治学博士号を取得した。ソウル大日本研究所長などを歴任し、2023年3月から現職。

 大統領選時から尹氏の対日政策立案に関わり、信頼は厚い。尹政権発足を控えた22年4月には、外交政策について説明する「政策協議代表団」の一員として日本に派遣された。