韓国 きょうのニュース(6月20日)
◇ロ朝「戦争状態なら直ちに軍事援助提供」 戦略条約の全文公開
北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領が前日に平壌で署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」の全文を報じた。それによると、両国は「一方が攻撃を受けた際に直ちに軍事的援助を提供する」ことに合意した。「自動軍事介入」と解釈できるもので、両国間の同盟関係が28年ぶりに復活したとみられる。
◇尹大統領「慶尚北道の飛躍を支援」 高速道路・次世代型原発団地建設へ
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は南東部の慶尚北道慶山市で行った国民との討論会で、「祖国の近代化を成就に導いた底力を基に慶尚北道がより大きく飛躍し、成功する地方の時代を開くよう政府が積極的に支援する」として、3兆4000億ウォン(約3880億円)規模の迎日湾横断高速道路の建設を速やかに推進し、慶州に3000億ウォン規模の次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」産業団地の造成を支援すると述べた。
◇週末に南部地方も梅雨入りへ 済州島で大雨
週末に済州島など南部地方で大雨が降り、本格的に梅雨入りする見通しだ。また、中部地方では江原道と京畿道南部の南側で雨が降りそうだ。済州島南部と同島南部の中山間地域には大雨警報、同島の山間部、西部、東部、北部の中山間地域には大雨注意報が発令された。済州島と南部地方では22日だけで最大80〜100ミリの大雨が降ると予想される。雨が降って気温が下がっても、湿度が上昇して体感温度が上がり、当分蒸し暑い日が続くとみられる。
◇与党次期代表選 前党トップや前国土交通相ら4人が出馬か
保守系与党「国民の力」の次期代表候補が、韓東勲(ハン・ドンフン)前党非常対策委員長、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前国土交通部長官、尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員の4人に絞られる見通しだ。元氏は20日、党代表選への出馬を表明した。羅氏は同日、総合編成テレビ局「チャンネルA」の番組で、出馬について「最後まで悩んでいる」と述べた。尹錫悦大統領の側近で、世論調査で支持率が高い韓氏は23日に出馬を表明する予定だ。また、尹相現氏も出馬の意思を固めたとされる。
◇徴用被害者が逆転勝訴 日本企業に賠償命令
徴用被害者の遺族が熊谷組を相手取って損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、ソウル中央地裁が同社に対し原告に1億ウォン(約1100万円)の支払いを命じたことが、法曹関係者の話で分かった。原告敗訴の一審判決から一転、原告の一部勝訴となった。遺族は2019年4月に訴訟を起こした。裁判では損害賠償請求権の消滅時効が争点となった。民法上の損害賠償請求権は加害者が違法行為を行った日から10年、または違法行為による損害と加害者を被害者が知った日から3年が過ぎれば消滅する。一審は、徴用被害者の賠償請求権を初めて認めた12年の大法院(最高裁)の判決後、3年が経過してから遺族が訴訟を起こしたため消滅時効が成立したと判断した。しかし、二審は消滅時効の起算点を12年ではなく大法院で日本企業への賠償命令が確定した18年とすべきだとした。
北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領が前日に平壌で署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」の全文を報じた。それによると、両国は「一方が攻撃を受けた際に直ちに軍事的援助を提供する」ことに合意した。「自動軍事介入」と解釈できるもので、両国間の同盟関係が28年ぶりに復活したとみられる。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は南東部の慶尚北道慶山市で行った国民との討論会で、「祖国の近代化を成就に導いた底力を基に慶尚北道がより大きく飛躍し、成功する地方の時代を開くよう政府が積極的に支援する」として、3兆4000億ウォン(約3880億円)規模の迎日湾横断高速道路の建設を速やかに推進し、慶州に3000億ウォン規模の次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」産業団地の造成を支援すると述べた。
◇週末に南部地方も梅雨入りへ 済州島で大雨
週末に済州島など南部地方で大雨が降り、本格的に梅雨入りする見通しだ。また、中部地方では江原道と京畿道南部の南側で雨が降りそうだ。済州島南部と同島南部の中山間地域には大雨警報、同島の山間部、西部、東部、北部の中山間地域には大雨注意報が発令された。済州島と南部地方では22日だけで最大80〜100ミリの大雨が降ると予想される。雨が降って気温が下がっても、湿度が上昇して体感温度が上がり、当分蒸し暑い日が続くとみられる。
◇与党次期代表選 前党トップや前国土交通相ら4人が出馬か
保守系与党「国民の力」の次期代表候補が、韓東勲(ハン・ドンフン)前党非常対策委員長、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前国土交通部長官、尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員の4人に絞られる見通しだ。元氏は20日、党代表選への出馬を表明した。羅氏は同日、総合編成テレビ局「チャンネルA」の番組で、出馬について「最後まで悩んでいる」と述べた。尹錫悦大統領の側近で、世論調査で支持率が高い韓氏は23日に出馬を表明する予定だ。また、尹相現氏も出馬の意思を固めたとされる。
◇徴用被害者が逆転勝訴 日本企業に賠償命令
徴用被害者の遺族が熊谷組を相手取って損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、ソウル中央地裁が同社に対し原告に1億ウォン(約1100万円)の支払いを命じたことが、法曹関係者の話で分かった。原告敗訴の一審判決から一転、原告の一部勝訴となった。遺族は2019年4月に訴訟を起こした。裁判では損害賠償請求権の消滅時効が争点となった。民法上の損害賠償請求権は加害者が違法行為を行った日から10年、または違法行為による損害と加害者を被害者が知った日から3年が過ぎれば消滅する。一審は、徴用被害者の賠償請求権を初めて認めた12年の大法院(最高裁)の判決後、3年が経過してから遺族が訴訟を起こしたため消滅時効が成立したと判断した。しかし、二審は消滅時効の起算点を12年ではなく大法院で日本企業への賠償命令が確定した18年とすべきだとした。