ルクセンブルク戦でも結果を出したムバッペ photo/Getty Images

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今季もリーグ・アンで27ゴールを挙げて得点王に輝いたパリ・サンジェルマン所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、凄いのは得点部分だけではない。

ムバッペはチャンスメイクの力も優れており、2021-22シーズンにはリーグ戦で17アシストを決めたこともある。今季も7つのアシストをマークしており、このあたりも超一流と言われる理由だ。

その強みはフランス代表でも活かされていて、5日に行われたルクセンブルク代表との親善試合でも1ゴール2アシストを記録。これでムバッペの代表通算成績は78試合で47ゴール33アシストとなり、アシスト数もかなり印象的だ。

データサイト『Squawka』は「すでにジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリのアシスト数を超えた」とレジェンド2人と比較しているが、ジダンは108試合で31ゴール30アシスト、アンリは123試合で51ゴール30アシストとなっている。

アンリに関してはまだ得点数でムバッペを僅かにリードしているが、ムバッペが抜くのは時間の問題だ。まもなく始まるEURO2024で超えてくる可能性があり、2024年中に抜くのは確実か。

ムバッペの場合は代表での出場試合数よりも得点関与数が多くなっており、78試合で47ゴール33アシストは驚異的な数字だ。得点、アシストの両方でフランス最強のアタッカーと言ってもいいだろう。