今夏の去就が注目される photo/Getty Images

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チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは今夏の去就が注目されている選手の1人である。

2021年夏にインテルからチェルシーへ復帰を果たしたルカクだったが、22-23シーズンはインテルへ、そして今シーズンはローマへレンタル移籍を果たしている。チェルシーでは居場所を失ったルカクだが、22-23シーズンは公式戦37試合で14ゴール7アシスト、今シーズンは公式戦47試合で21ゴール4アシストと、一定の数字を残している。

チェルシーはここ2年とは違い、今夏に完全移籍での放出を望んでいるようであり、様々なクラブが目を光らせている。英『The Telegraph』によると、ルカクがキャリアの中で最高の監督だったと語るアントニオ・コンテが新監督に就任したナポリやオリヴィエ・ジルーの後任を探すACミラン、またジョゼ・モウリーニョが新監督に就任したフェネルバフチェも候補の1つという。

ナポリはヴィクター・オシムヘンの去就次第であり、ミランはレンタルでの移籍を望んでいるが、完全移籍を希望するチェルシーはレンタルによる移籍は拒否すると考えられている。そんななか、ルカク自身がサウジアラビアへの移籍にも前向きのコメントを残しており、今夏に活躍の場所をヨーロッパから移す可能性も浮上してきた。昨夏にもアル・ヒラルからのオファーを受けていたが、これはルカク自身が拒否していたようで、1年の間で本人の考え方も変わったという。

高額な移籍金や週給などがネックとなり、今夏の移籍も一筋縄では行かないかもしれないが、ルカクは新天地を見つけることはできるのか。