トッテナムで結果を出してきたソン・フンミン photo/Getty Images

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トッテナムへ移籍した2015年から約10年。韓国代表FWソン・フンミンは通算408試合をこなして162ゴール84アシストと見事な成績を残してきた。

今季は指揮官がアンジェ・ポステコグルーに交代し、前線ではFWハリー・ケインが退団するなど変化の多いシーズンだったが、ソン・フンミンは変わることなくリーグ戦で17ゴール10アシストと活躍。これでプレミアリーグでは2016-17シーズンから8シーズン連続の二桁得点だ。

文句のつけようのない成績ではあるが、惜しいのは無冠状態が続いていることだ。英『Football London』によると、ソン・フンミンもタイトルを獲得できていない現段階ではレジェンドになれていないと語る。

「この素晴らしいクラブで過ごしてほぼ10年が経った。信じられないほど素晴らしい旅だよ。それでも僕はまだ何かを成し遂げたいと思っている。僕がこのクラブのレジェンドかどうかを決めるのは僕ではない。ここで何かを勝ち取りたいから、それまで自分をレジェンドとは呼ばないよ。だからこそ僕はハードワークしている。このチームには明るい未来があると思う。だから監督と一緒にもっと多くのことを達成できるように、成長し続けなければならない。この素晴らしいクラブを去る時、みんなが僕をレジェンドと呼んでくれることを願っている。それは大きな名誉だからね」

数字の面ではレジェンドと呼ばれても問題ないだろうが、何かチームタイトルが欲しいところ。ポステコグルーが植え付けるスタイルは攻撃的で面白いものだが、2シーズン目となる来季は上位陣に食らいつけるか。