トッテナムへの移籍が噂される伊藤洋輝 photo/Getty images

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日本代表DF伊藤洋輝は今夏の移籍市場で注目株となりそうだ。

イギリスメディア『THE Sun』によると、トッテナム・ホットスパーは今夏、シュツットガルトに所属するDF伊藤洋輝の獲得を目指しているという。

2021年夏からシュツットガルトでレギュラーとしてプレイする伊藤。現在25歳の左利きDFは今季、負傷離脱が続いた昨秋やアジアカップ開催期間中の試合を除くすべての公式戦に出場し、高いパフォーマンスを披露。クラブのブンデスリーガ2位フィニッシュ、そしてチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

そんな伊藤だが、以前から興味が伝えられていたトッテナムからの関心が具体化しつつあるとのこと。同メディアによると、トッテナムは伊藤を積極的に調査しており、同選手のスピードとビルドアップ能力はプレミアリーグでも間違いなく通用すると高い評価をしているという。

また同メディアは、懸念点として伊藤がシュツットガルトと結んだ2027年までの契約の中に、3000万ユーロで行使可能のバイアウト条項が盛り込まれていることを指摘。加えて、伊藤はCL出場を夢見ているにも関わらず、トッテナムが来季のCL出場権を逃していること、伊藤が家族とのシュツットガルトでの生活に馴染んでいることなどが障壁になり得ると見解を述べている。

なお、現時点ではまだ正式なオファーは届いておらず、伊藤にはトッテナム以外にも、レヴァークーゼンやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントといったドイツのビッグクラブも興味を示している模様。同選手の移籍報道は今後より増加することが予想される。