今夏の移籍市場でアーセナルが獲得を狙うライプツィヒFWシェシュコ photo/Getty images

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アーセナルは、現時点でストライカーの獲得を最優先事項にしているようだ。

英メディア『Guardian』によると、アーセナルは今夏のトップターゲットとしてRBライプツィヒに所属するベンヤミン・シェシュコを挙げており、同選手にかかる契約解除金5500万ユーロを5年間で分割払いするプランを立てているという。

シェシュコには6月末に期限となる5500万ユーロの契約解除金が存在しているが、1100万ユーロの前払いをすることで、その契約解除金は5年間に渡る分割支払いが可能になるとのこと。また、シェシュコは今月14日に開幕するEURO2024前までには自身の将来を決めたいと考えているようだ。

また同メディアによると、アーセナルは当初は以前からターゲットとされてきたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得を目指していたが、現在はシェシュコに切り替えたとのこと。イサクに関しては、ニューカッスル側が売却に消極的であることに加えて、PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)を考慮した結果、同選手の移籍金が高すぎるとして獲得を断念したという。

昨季に引き続き、今季もマンチェスター・シティとの激しい優勝争いを繰り広げたアーセナル。クラブレコードを更新するシーズン28勝を達成するなど素晴らしい成績を収めたが、最終的には史上初の4連覇を達成したマンCには僅かに2ポイント及ばず。2シーズン連続の2位となり、悲願のプレミアリーグ制覇には至らなかった。来季こそ悲願達成を目指すアーセナルだが、果たしてシェシュコ獲得が優勝へのラストピースとなるのか。今後の動向から目が離せない。