歴代『あぶない刑事』ヒロインは?新ヒロインは土屋太鳳
最新作『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)で新たなヒロインに土屋太鳳が抜てきされたが、これまでの劇場版『あぶない刑事』シリーズにも印象的なヒロインたちが登場する。歴代のヒロインを振り返ってみる。
1作目の『あぶない刑事』(1987)は、怪しい動きを見せる画商の秘書・結城緑役で小野みゆき。2作目の『またまたあぶない刑事』(1988)は、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)に情報を提供するレポライター・萩原博美役の宮崎美子。5作目の『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』(1998)は、馴染みのバー「ポールスター」で働く下村恵美役の本上まなみ。6作目の『まだまだあぶない刑事』(2005)は、IT企業社長海童の秘書・美咲涼子役の原沙知絵。7作目の『さらば あぶない刑事』(2015)は、タカの恋人・浜辺夏海役の菜々緒。ヒロインたちは、決まって事件に巻き込まれたり、タカとユージのどちらかにちょっかいを出されたりと、最強バディに振り回される宿命を背負っている。さらに、高確率で命の危機が訪れるというお約束も存在する。
最新作『帰ってきた あぶない刑事』のヒロイン、土屋ふんする永峰彩夏は、タカとユージどちらかの娘かもしれないという人物。2人に自身の母親である夏子という女性を探してほしいと依頼する。女性に弱いタカとユージだが、これまでの女性に対するダンディでセクシーなやり取りではなく、父親のように接することになるため、新たな姿を垣間見ることになる。
最新作には新ヒロインのほかにも、謎の女性ステラ・リー(吉瀬美智子)、町田課長の部下・早瀬梨花(西野七瀬)ら気になる女性キャラクターが登場する。そして、永遠のヒロインといっても過言ではない真山薫(浅野温子)、ひとみちゃんこと山路瞳(長谷部香苗)の姿も健在だ。数多くの危機に見舞われてきた歴代ヒロインたちだが、最新作ではどんな活躍を見せるのか期待したい。(今井優)