平田満
 - 提供:NHK

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 伊藤沙莉が主演を務める2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月〜土、午前8時〜ほか)から、新キャストとして、平田満、鷲尾真知子、高橋克実の3名の出演が発表された。

 本作は、日本初となる女性弁護士になり、のちに女性として初となる裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにした法曹の世界を描くオリジナルストーリー。脚本をドラマ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香が手掛ける。

 平田は、初代最高裁判所長官で裁判官・星航一の父で、寅子に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり交流を深めるという星朋彦(ほし・ともひこ)に、鷲尾が、梅子の姑で梅子や孫たちに厳しくあたってきた大庭常(おおば・つね)に、そして、新潟県三条市の弁護士で幅広い人脈を持つ、杉田太郎(すぎた・たろう)に高橋がふんする。

 それぞれに名バイプレイヤーとして朝ドラ出演も多数の3人が、物語に新たな展開をもたらす。新キャスト3名と、制作統括の尾崎裕和のコメントは以下の通り。(高橋理久)

平田満(星朋彦 役)

“朝ドラ”は、いろんな時代のいろんな人物がお茶の間に登場するので、懐かしさと親近感があり、いつも楽しく見ています。今回は熱量とテンションの高い伊藤沙莉さんの、しかも裁判官のお話なので、期待も高まるばかりです。最高裁長官という、これまで演じた中でもっとも偉い人をやるのは荷が重いですが、ご覧になる方が気持ちよく一日を始められるよう、リラックスして臨みます。

鷲尾真知子(大庭常 役)

いまの時代にもリンクしていて面白い!と思いながら拝見していた作品に出演できること、大変うれしいです。台本を読ませていただき、常さんが登場する昭和 24 年は、私の生まれた年でもあったのでご縁を感じました。物心ついたときに周りの大人たちに抱いていた感情、とくに祖母への想いを、この役をいただいて改めて思い出しました。あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性の匂いを表現できればいいなと思っております。

高橋克実(杉田太郎 役)

まさかまさかの舞台が、わたしの生まれ故郷の新潟県三条市!しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました。特に、今回楽しみにしているのが三条のことばなんです。
三条弁には、「らて」という可愛い語尾があって、「〜です」を「〜らて」と言うんですよ。
例えば、「そうです」は「そうらて」になって、「カフェラテです」は「カフェラテらて」に…。
この「らて」が、寅子の「はて?」に続いて流行って欲しいと期待しています!

尾崎裕和(制作統括)

今回発表した登場人物たちにはそれぞれに譲れない持ち場があります。最高裁判所・大庭家・新潟の三条、それぞれの場所の主(ぬし)とも言える人たちです。職場・家庭・地域、それぞれの場所を誇りを持って守る 3人の所へ、寅子は自らの道を信じて突き進み、時にぶつかりあい時には心を通わせることになります。平田満さん、鷲尾真知子さん、高橋克実さんという、お名前を聞いただけで伊藤沙莉さんとのお芝居が楽しみになるみなさんの登場を、楽しみにお待ち下さい。