明日から要注意! 地下鉄東西線が「一部区間で終日運休」に 東京メトロは「迂回乗車」よびかけ
利用予定の方はご注意を!
東西線の東陽町〜西葛西間が2日間「終日運休」
東京メトロは、東西線の南砂町駅の線路・ホーム増設に向けた線路切り替えを実施するため、5月11日(土)と12日(日)の2日間、同線の東陽町〜西葛西間を終日運休します。
東西線の車両(画像:写真AC)。
11日と12日は、東陽町と葛西で折り返し運転を実施。また、西葛西〜葛西間の1駅区間でも折り返し運転を行うため、葛西で乗り換えが発生するとしています。
当日に限り、JR総武線・JR武蔵野線・京成線・北総線で振替輸送の対象区間が拡大されるほか、東葉高速線・新京成線・東武線・JR常磐線の一部区間も振替輸送の対象となる予定です。
東京メトロは「西船橋駅からJR総武線・京葉線」「本八幡駅から都営新宿線」「茅場町駅から東京メトロ日比谷線」など、他路線への迂回乗車をよびかけています。
南砂町駅の構造は現在、ホームが一つだけの「1面2線」ですが、大規模改良工事によってホーム1面と線路1線が増設され「2面3線」に増強されます。これにより最終的に、前の電車の乗降が長引いても、空いている線路に後続の列車を入れる「交互発着」ができるようになり、遅れの波及を最小限に抑えることが可能になります。
なお、工事の最終完成までに線路切り替えが計3回予定されており、今回は第1回です。東京メトロによると、工事の最終完成時期は2027年度を目標としていたものの、遅れる可能性があるとのこと。工期は今後精査していくとしています。