通勤、通学からポタリングまで!相棒になる自転車5台【趣味の傑作ギア買い物リスト】

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【趣味の傑作ギア買い物リスト】

ボタリングという言葉を聞いたことがあるだろうか。簡単に言えば、サイクリングとは違い、目的地や距離を決めずに街中をゆったりした速度で走ること。言わば自転車での散歩を楽しむ人が増えている。

「街乗りや近距離ライドであれば、乗車姿勢がゆったりとしたモデルが気軽に使いやすく、オススメです」と話すのはワイズロード新橋店の店長、田渕さん。

乗車姿勢のラクさは、体型やフレーム設計、ハンドルの形状などによって違ってくる。今は通販でも買えるが、基本的には実際にショップに出向いて、フィッティングしたい。

「見た目で言えばハンドルが上がっており、手前に傾いていると比較的ゆったり乗れます。ワイズロードの通販では、チャットなどでご相談いただけます」

また、気軽に乗るといえば、スタンドやライト、カゴの取り付けができるかも確認しておいたほうがいい。一般的にチョイノリに適したスポーツタイプは、それらの用品は別売り。夜間の無灯火は法令違反だし、スタンドがなければ街中では駐輪する時に不便だ。

最初の1台ならば、フィットネスや少し遠めのファンライド、通勤や通学にも使えそうな汎用性の高いエントリーモデルを選んでおくと長く乗れるし、失敗も少ないだろう。

ワイズロード新橋店 店長/田渕喬介さん
スポーツバイク歴21年。学生時代のツーリング経験を基に、アイテムのコーディネートや小径車・フォールディングバイクのカスタムなど、的確なアドバイスをしてくれる

 

 

 

ワイズロード新橋店
本格的ライダーから初心者にも選びやすい商品を展開。国内2店目となる「ピナレロルーム」や同じく国内2店目の「ベスビー・ショップインショップ」、「キャノンデールブランドストア」をはじめ、多くのブランドを取り揃えている

 

住所:東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋ビル1F、B1F
営業時間:月〜金12:00~20:00 土日祝11:00〜19:00
定休日:水曜(祝祭日除く)

1. 既存クロスバイクに電動アシストユニットを組み込んだ

Y'sRoad
「Smachari RAIL ACTIVE-e」(22万円)

スマホからのアプリ制御なので配線なども少なく見た目にもスッキリ。アシスト機能も最大航続距離約100kmで申し分ありません(田渕さん)

既存の自転車に電動アシストユニットを後付けし、連動するスマホアプリをコントローラーとしてe-Bike化。今、一番注目を集めているモデル。

▲バッテリーはダウンチューブにセットされ、e-Bikeとしては軽量な車重約15kgを実現している

▲電動アシストユニットは、ロスが少なくダイレクトなアシストが得られるクランク部に取り付けられている

▲専用アプリを使ってアシスト機能を利用する。出力モードの設定やルートマップ表示などが可能だ

 

2. 利便性と実用性を追求した軽量クロスバイクの日本代表

KhodaaBloom
「RAIL ST」(5万9290円)

24段変速でVブレーキ採用のオーソドックスなクロスバイクで、フレーム設計も日本人の体型に合わせやすく、スタンドも標準装備(田渕さん)

日本ブランドのKhodaaBloomの中でもスタンダードなクロスバイク。走り出しでもフラつきにくい、低速安定性を意識した設計がなされているので街中で乗りやすい。

 

3. 街クルージングからフィットネスまで使えるU.S.A代表

Cannondale
「QUICKLTD」(6万6880円 ※ワイズロード価格)

アップライトなポジションで、少し太めタイヤなので安定感と快適性が高いモデル。キックスタンドも標準装備しています(田渕さん)

スポーティな走りから街でのクルージング、気分転換まで幅広く使える。センサーが標準装備で、アプリとの連動で様々なデータ測定も可能。

▲フラットで幅が広いハンドルは、初心者でも緊張なく乗れるライディングポジションが取れる

▲シートポストも、ラクな姿勢になるように配置。アメリカブランドだが日本人の体型に合わせやすい

▲コンポーネントは信頼性の高いシマノのALTUS。ディスクブレーキで雨天時の制動性もが高い

 

4. 洗練されたヨーロピアンスタイルが街中映えする

DAHON
「BOARDWALK W8」(8万3160円 ※ワイズロード価格)

小回りが効き都市部のちょい乗りにオススメルです。純正のカゴや泥除けなどもあり、拡張性が高いのも便利です(田渕さん)

フォールディングバイクのパイオニア、ダホンの中でもブラックパーツで統一した最軽量クラスの限定車。タイヤは1.35から1.95に変更し、安定性と乗りやすさを高めている。

▲折りたたみサイズはW62×H56×D30cm。目的地まで乗って行って帰りは公共交通機関、といった使い方もできる

 

5. マルチなシーンに対応できる次世代ストリートバイク

Tern
「AMP F1」(8万3600円)

極太タイヤとハンドルがチョイスされ、見た目にインパクトがあると同時に、走行時の安定感を高めたモデルです(田渕さん)

逆スローピングのフレームとBMXスタイルを融合させたフォルムが特徴。そこに406極太タイヤを採用。ストリートから、ちょっとしたオフロードでも走れる設計。

※2024年4月6日発売「GoodsPress」5月号54-55ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味の傑作ギア買い物リスト】

<取材・文/松尾直俊 写真/湯浅立志(Y2)>

 

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